#過不足
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ギリシャ語:αφθονία
読み方:アフソニア・アフソニーア・アフトニア・アフトニーア
ラテン文字:afthonia
古代ギリシャ語の ἀφθονία(豊かにあること)に由来。否定の ἀ- と φθόνος(妬み、出し惜しみ)からなる語で、「妬みも出し惜しみもないこと」がもとの意味。気前よく分け与えられるほど物がある、という発想から「豊富、潤沢」の意味へ広がった。
ギリシャ語:ανυπαρξία
読み方:アニパルクシア・アニパルクシーア
ラテン文字:anyparxia
古代ギリシャ語の ἀνυπαρξία を継承。ύπαρξη(存在)に否定の αν- が付いてできた名詞。
ギリシャ語:παρουσία
読み方:パルシア・パルシーア
ラテン文字:parousia
古代ギリシャ語の παρουσία(居合わせること、存在)を継承。動詞 πάρειμι(居合わせる、παρά「傍らに」+ εἰμί「〜である」)から作られた名詞。
現代の「存在、出席、臨席」の意味は、フランス語 présence、英語 presence からの意味借用で広がった。
派生語に παρουσιάζω(提示する、紹介する)、παρουσίαση(発表、プレゼンテーション)、παρουσιαστής、παρουσιάστρια(司会者、プレゼンター)など。
ギリシャ語:στέρηση
読み方:ステリシ・ステーリシ
ラテン文字:sterisi
動詞 στερέω(奪う、欠かせる)から派生した古代ギリシャ語の女性名詞 στέρησις(奪われていること、欠けていること)に由来。
対格 τὴν στέρησιν から主格が作り直され、今の形になった。
現代の用法は、フランス語の privation や英語の deprivation などからの意味借用によって広がっている。
ギリシャ語:ύπαρξη
読み方:イパルクシ・イーパルクシ
ラテン文字:yparxi
古代ギリシャ語 ὕπαρξις(実在、存在)を継承。
動詞 ὑπάρχω(存在する、成り立つ)に行為名詞を作る接尾辞 -σις が付いた形で、古代から哲学で「実在すること」を指した。
抽象概念としての「存在、実在」という現代の使い方は、フランス語 existence からの意味借用で定着した。
派生語に ανυπαρξία(非存在、欠如)がある。
関連語に υπάρχω(存在する、成り立つ)、υπαρκτός(実在する、ある)、υπαρξιακός(実存の、実存主義の)、υπαρξισμός(実存主義)などがある。
ギリシャ語:έλλειμμα
読み方:エリマ・エーリマ
ラテン文字:elleimma
古代ギリシャ語の ἔλλειμμα(足りないもの、欠け)に由来。ἐν-(〜の中で、λ で ελλ- に同化)と λείπω(残す、置いていく)を合わせた動詞 ἐλλείπω(不足する、欠ける)に、結果を表す接尾辞 -μα を付けた名詞。
λείπω は印欧祖語で「残して去る」を表す語根から出た語で、ラテン語 linquō(離れる、捨てる)と同系。
英語の relinquish(手放す)や delinquent(不履行の)などもここから。同じ λείπω から έλλειψη(欠如、省略、楕円)や、έκλειψη(日食・月食)などの語も作られている。
関連語に ελλειμματικός(赤字の)など。
ギリシャ語:έλλειψη
読み方:エルリプシ・エールリプシ
ラテン文字:elleipsi
古代ギリシャ語の ἔλλειψις(不足、欠け)から。ἐν-(中に)+ λείπω(残す、欠ける)からなる語で、λείπω は英語 leave と同じ語根から。
英語 ellipse(楕円)、ellipsis(省略)はこの ἔλλειψις から。幾何の意味は古代の数学者アポロニオスが円錐曲線の一つに名づけたもので、文体論の意味も古代の修辞学用語に由来する。
派生語に ελλειπτικός(楕円の、省略の、不完全な)、ελλιπής(不十分な、欠けた)など。関連語に έκλειψη(食、消失、同じ λείπω から)、ανυπαρξία(不在)、ένδεια(欠乏、窮乏)、έλλειμμα(赤字、不足分)など。

女性名詞 







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