#🫣 自意識
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ギリシャ語:ναρκισσισμός
読み方:ナルキシズモス・ナルキシズモース
ラテン文字:narkissismos
フランス語 narcissisme からの借用。素材は古代ギリシャ語の人名 Νάρκισσος(ナルキッソス)に「〜であること、〜主義」を作る接尾辞 -ισμός を付けた形で、ドイツの精神科医ネッケが1899年に造語し、フロイトが精神分析に取り込んで各国に広まった。神話のナルキッソスは水面に映った自分の姿に恋して花になった若者で、この神話にちなんで過度の自己愛を言う語として定着した。Νάρκισσος 自体は花の名にもなっており、語源は印欧語族より古い先ギリシャ層に遡ると見られる。英語 narcissism、ドイツ語 Narzissismus も同じ造語の流れで生まれた語。
ギリシャ語:περηφάνια
読み方:ペリファニャ・ペリファーニャ
ラテン文字:perifania
περηφάνια は、古代ギリシャ語の ὑπερηφανία(高慢さ、誇り)に由来する。これは ὑπερήφανος(高慢な、誇り高い)からできた抽象名詞で、語の土台には ὑπέρ(上に、越えて)と φαίνω(現れる、見える、輝く)につながる要素がある。もともとの芯には「人より上に見える」「高く出る」という感覚があり、そこから高慢さと誇りの両方を言える語になった。現代ギリシャ語では、語頭が落ちた日常的な形として περηφάνια が定着している。
χαρά(喜び)が広くうれしさそのものを言うのに対し、περηφάνια は自分自身、家族、国、達成と結びついた誇らしさを表しやすい。ντροπή(羞恥心、恥)が自分を縮ませる感情だとすれば、περηφάνια は自分を立たせる側の感情で、そこから尊厳にも高慢にも傾きうる。
別綴りに περηφάνεια(旧綴り)と υπερηφάνεια(文語形)がある。意味の中心は同じで、日常語では περηφάνια が最もふつう。
主な意味は、自分や自分の側にあるものを誇らしく思う気持ち。そこから、失いたくない尊厳や自尊心も指し、さらに悪い意味では思い上がりや高慢にもなる。人や成果を「誇り」と呼ぶ言い方にも広がる。
ギリシャ語:ντροπή
読み方:ドゥロピ・ドゥロピー
ラテン文字:dropi
古代ギリシャ語の ἐντροπή(内へ向くこと、尊敬)が起源。ἐν(内へ)と τροπή(向きを変えること)からなり、もとは他者への敬意を含む語だったが、やがて「恥じらい」の意味が中心になった。中世ギリシャ語で語頭の母音が消失し、現在の ντροπή の形になった。
英語の entropy(エントロピー)も同じ ἐντροπή に由来する。ただし19世紀に熱力学の用語として「内的変化」の意味で再導入されたもので、「恥」の意味とは無関係。
ντροπή には類義語として αιδώς(畏敬の念を伴う恥じらい)があるが、ντροπή のほうが日常的な語で、社会的不名誉や決まりの悪さにも使う。
主な意味は「羞恥心」。自分の過ちを恥じる気持ちから、屈辱、汚名、恥さらしの対象、そして人目をはばかる内気さまで、さまざまな「恥」の感覚を表す。

女性名詞
自意識 




感情 