ギリシャ語:ώθηση
読み方:オシシ・オーシシ・オティシ・オーティシ
ラテン文字:othisi
古代ギリシャ語の ὤθησις(押すこと)に由来。ωθώ(押す、突き動かす)に名詞化の -ση(古代は -σις)がついた形。現代の「推進、押す力、後押し」の意味は、フランス語 impulsion、英語 impulsion からの意味借用で広がった。同じ ωθώ から πρόωση(推進)、συνωθώ(押し寄せる)、παρωθώ(そそのかす)が派生している。
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ギリシャ語:ώθηση
読み方:オシシ・オーシシ・オティシ・オーティシ
ラテン文字:othisi
古代ギリシャ語の ὤθησις(押すこと)に由来。ωθώ(押す、突き動かす)に名詞化の -ση(古代は -σις)がついた形。現代の「推進、押す力、後押し」の意味は、フランス語 impulsion、英語 impulsion からの意味借用で広がった。同じ ωθώ から πρόωση(推進)、συνωθώ(押し寄せる)、παρωθώ(そそのかす)が派生している。
ギリシャ語:άλογο
読み方:アロゴ・アーロゴ
ラテン文字:alogo
古代ギリシャ語の形容詞 ἄλογος(理性のない, 言葉をもたない)の中性形が名詞化して, ヘレニズム期コイネーの ἄλογον(馬)を経て継承。もとは軍で兵士(λόγος を持つ存在)と対比される「理性をもたない動物」を指し, やがて馬に特化した。「馬力」の用法は現代の ίππος(馬, 馬力)からの意味借用。
派生に αλογάκι(子馬), αλογίσιος(馬の), αλογοκλέφτης(馬泥棒), αλογόμυγα(アブ), αλογότριχα(馬毛), αλογέμπορας(馬商人)。
類義語に ίππος(改まった言い方), άτι(駿馬, 古風), φοράδα(雌馬), πουλάρι(子馬)。
ギリシャ語:θλίψη
読み方:スリプシ・スリープシ・トゥリプシ・トゥリープシ
ラテン文字:thlipsi
古代ギリシャ語の θλῖψις(圧迫、圧縮)から。古代ギリシャ語の名詞形が中世ギリシャ語から現代ギリシャ語へ受け継がれる過程で、現在の形になった。
この語からは二つの流れが出ている。ひとつは中世ギリシャ語を経て、動詞 θλίβω(圧迫する、心を痛める)に引かれる形で、「心が押しつぶされるような悲しみ」や「憂鬱さ」を表す日常語になった流れ。もうひとつは、もとの機械的な意味を保ったまま、技術語として「圧縮」を表す流れ。
主な意味は、つらい出来事に向き合ったときの深い悲しみ、長く重く沈む憂鬱さ、そして口語での「見ていて気が滅入るもの」。複数形では、人生の中で悲しみをもたらす出来事そのものを指すこともある。技術文脈では別の流れとして、物体を押し縮める圧縮を表す。
近い語には καημός(深い悲しみ、心痛、渇望)や δυστυχία(不幸、悲惨、災難)がある。καημός は胸を焼くような個人的な痛みや切なる願いに寄り、δυστυχία は不幸な状態や災難まで広く含む。それに対して θλίψη は、出来事に対する悲しみや、重く沈んだ気分そのものを表しやすい。
対義語は χαρά(喜び)。技術の意味では、引っ張る力を表す εφελκυσμός(引張)と対になる。
ギリシャ語:βαρύς
読み方:ヴァリス・ヴァリース
ラテン文字:varys
印欧祖語で「重い」を表す語根に起源を持ち、古代ギリシャ語の βαρύς(重い)を継承。名詞は βάρος(重さ)。英語 baritone(バリトン、もとは「重い声」)や barometer(気圧計)も同じ語源。