日本語索引: ぬ
ぬ から始まる単語 5 語。
ぬ から始まる単語 5 語。
ギリシャ語:ρούχο
読み方:ルホ・ルーホ
ラテン文字:roucho
中世ギリシャ語 ρούχον(布製品、服、衣類、家財一式)が現代まで受け継がれた継承語(κληρονομιά)。語末の -ν が脱落して現代の ρούχο になった。源には古スラヴ語 руxо ruhо(衣装、家財、嫁入り道具)からの借用があり、中世期にスラヴ語圏との接触を通じてギリシャ語に入った後、完全にギリシャ化して継承の流れに乗った語。
源にある古スラヴ語 ruho は、印欧祖語の「織る、縫う、編む」を表す語根に由来する説があり、現代スラヴ語の旧教会スラヴ語 рѹхо, ロシア語 рухо(古語、家財、衣類), ブルガリア語 рухо, セルビア・クロアチア語 ruho, ポーランド語 rucho(古語)と同族。バルカン半島の中世期の文化接触の中で、衣類・嫁入り道具・家財を指す語としてギリシャ語に取り入れられた。
ギリシャ語の伝統的な「衣・服」語彙には、古代以来の ἱμάτιον(外套、衣服), ἔνδυμα(衣装、書きことば、← ενδύομαι「身につける」), χιτών(チトン、古代の長衣), ἐσθής(衣服、書きことば)があるが、現代の日常語の「服」を指す中心語は ρούχο。書きことばの ένδυμα(衣服)は法律・公式文書や演劇衣装の意味で残り、口語の ρούχο と棲み分けがある。
派生・関連語族として ρούχα(衣類一式、複数形でよく使う), ρουχαλάκι(小さな服、赤ちゃんの服、指小形), ρουχάκι(小さな服、指小形), ρουχισμός(衣類、衣料品、書きことば、集合名詞), ρουχοθήκη(衣類入れ、書きことば), εσώρουχα(下着、← εσω-「内の」+ ρούχο), ασπρόρουχα(白物の洗濯物、シーツ・枕カバー類、← άσπρο「白」+ ρούχο), χειμερινά ρούχα(冬服), καλοκαιρινά ρούχα(夏服)。
同じ衣類・布製品の領域には、シャツの πουκάμισο, ズボンの παντελόνι, ドレスの φόρεμα, 上着の σακάκι(ジャケット), 外套の παλτό(コート), 下着の εσώρουχα(下着)が並び、ρούχο はそれらを総称する上位概念として機能する。慣用句では τρώγομαι με τα ρούχα μου(理由なくいらいらする), βγαίνω από τα ρούχα μου(かっとなる), δεν έχει ρούχο να φορέσει(着る服もないほど貧しい), έχει τα ρούχα της(月経中である、口語的婉曲)が頻出し、衣服を介して感情・貧困・身体状況を比喩する表現が活発な語。
ギリシャ語:βάλτος
読み方:ヴァルトス・ヴァールトス
ラテン文字:valtos
スラヴ語の bolto(沼)から中世ギリシャ語に借用された βάλτος を継承。ブルガリア語の blato(沼)にも同じ語が残る。派生語に動詞 βαλτώνω(沼にはまる、停滞する)、βαλτόνερα(淀んだ水)など。
同じ「沼、湿地」を表す古代ギリシャ語由来の語に έλος と τέλμα がある。έλος は学術・形式寄り(ελώδης πυρετός「マラリア」など)、τέλμα は淀みのほか比喩で「停滞」を表し、βάλτος と意味が重なる。
なお綴りは同じで強勢が違う βαλτός(手先、スパイ)は別語。古代ギリシャ語の動詞 βάλλω(投げる、置く)の動詞形容詞から来ていて、語源は無関係。
ギリシャ語:χλιαρός
読み方:フリャロス・フリャロース
ラテン文字:chliaros

中性名詞
素材 

水
地形 

形容詞
温度