ギリシャ語:λάθος
読み方:ラソス・ラーソス・ラトス・ラートス
ラテン文字:lathos
動詞 λανθάνω(気づかれずに過ぎる, 忘れられる)から派生した古代ギリシャ語の名詞 λάθος(見落とし, 誤り)を継承。ギリシャ神話の忘却の川 Λήθη(レテ)や英語の lethargy(無気力)も同じ語根。
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ギリシャ語:λάθος
読み方:ラソス・ラーソス・ラトス・ラートス
ラテン文字:lathos
動詞 λανθάνω(気づかれずに過ぎる, 忘れられる)から派生した古代ギリシャ語の名詞 λάθος(見落とし, 誤り)を継承。ギリシャ神話の忘却の川 Λήθη(レテ)や英語の lethargy(無気力)も同じ語根。
ギリシャ語:πολλά
読み方:ポラ・ポラー
ラテン文字:polla
古代ギリシャ語の形容詞 πολύς(多い、多くの)の中性複数形 πολλά を継承。πολύς は印欧祖語の「満ちる、多い」を表す語根から続き、英語 poly-(多くの)もこの語根から入った。
ギリシャ語:ευθεία
読み方:エフシア・エフシーア・エフティア・エフティーア
ラテン文字:eftheia
古代ギリシャ語の εὐθεῖα(直線, まっすぐなもの)を継承。形容詞 εὐθύς(まっすぐな, 直接の)の女性形から名詞化した語で, 「まっすぐな線」がもとの意味。印欧祖語で「向きをまっすぐに定める」を表す語根に続く。
同じ εὐθύς の語族に現代の ευθύς(まっすぐな, 直接の), κατευθείαν(まっすぐに, 直接に), ευθύτητα(正直さ), 合成語 ευθύγραμμος(直線の)。
γραμμή(線)が曲線や折れ線を含む線一般を指すのに対し, ευθεία は曲がらないまっすぐな線に限って使う。対になる語は καμπύλη(曲線)で, 形容詞 καμπύλος(曲がった, 湾曲した)と名詞 καμπύλωση(湾曲, 屈曲)も同じ語族。
ギリシャ語:αργά
読み方:アルガ・アルガー
ラテン文字:arga
αργά は形容詞 αργός(遅い)の中性複数形から生まれた副詞。αργός の起源は古代ギリシャ語にあり、ἔργον(仕事)に否定の接頭辞 ἀ- が付いた ἀ-εργός(仕事をしていない)が縮約して ἀργός(働かない、怠惰な)となった。「活動していない」から「遅い」に意味が転じ、中世ギリシャ語を経て現在の形に至った。
αργά の語源にある ἔργον(仕事)は、英語の energy(エネルギー)や allergy(アレルギー)にも含まれている。energy は ἐν(中で)+ ἔργον で「活動中の力」を、allergy は ἄλλος(他の)+ ἔργον で「通常とは異なる反応」を表す。
αργά の対義語は意味の領域によって異なる。「遅く、ゆっくり」の反対は γρήγορα(速く、素早く)で、「時間が遅く」の反対は νωρίς(早く、早い時間に)にあたる。
「速度が遅い」ことと「時間が遅い」ことの両方を表す副詞。比較級 αργότερα は「後で」「将来的に」という意味でも使われる。
ギリシャ語:νοτιοανατολικά
読み方:ノティオアナトリカ・ノティオアナトリカー
ラテン文字:notioanatolika
νοτιοανατολικός(南東の)の中性複数形。νότιος(南の)の接頭辞 νοτιο- と ανατολικός(東の)が合わさった形容詞の中性複数形で、方角名・方向ラベルとして一語で立つ。
南東から吹く風の名には σιρόκος と εύρος がある。σιρόκος はイタリア語由来の地中海の航海語で、εύρος は古代ギリシャ語に由来する名称。
方角としての南東を表す。名詞として「南東部」、副詞として「南東へ」の用法もある。
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ギリシャ語:νοτιοδυτικά
読み方:ノティオディティカ・ノティオディティカー
ラテン文字:notiodytika
νοτιοδυτικός(南西の)の中性複数形。νότιος(南の)の接頭辞 νοτιο- と δυτικός(西の)が合わさった形容詞の中性複数形で、方角名・方向ラベルとして一語で立つ。
南西から吹く風の名には γαρμπής と λίβας がある。γαρμπής はイタリア語由来の地中海の航海語で、λίβας は古代ギリシャ語に由来する名称。
方角としての南西を表す。名詞として「南西部」、副詞として「南西へ」の用法もある。
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ギリシャ語:βορειοδυτικά
読み方:ヴォリオディティカ・ヴォリオディティカー
ラテン文字:voreiodytika
βορειοδυτικός(北西の)の中性複数形。βόρειος(北の)の接頭辞 βορειο- と δυτικός(西の)が合わさった形容詞の中性複数形で、方角名・方向ラベルとして一語で立つ。
北西から吹く風の名には μαΐστρος と σκίρων がある。μαΐστρος はイタリア語由来の地中海の航海語で、σκίρων は古代ギリシャ語に由来する名称。
方角としての北西を表す。名詞として「北西部」、副詞として「北西へ」の用法もある。
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ギリシャ語:βορειοανατολικά
読み方:ヴォリオアナトリカ・ヴォリオアナトリカー
ラテン文字:voreioanatolika
βορειοανατολικός(北東の)の中性複数形。βόρειος(北の)の接頭辞 βορειο- と ανατολικός(東の)が合わさった形容詞の中性複数形で、方角名・方向ラベルとして一語で立つ。
北東から吹く風の名には γραίγος と μέσης がある。γραίγος はイタリア語由来の地中海の航海語で、μέσης は古代ギリシャ語に由来する名称。
方角としての北東を表す。名詞として「北東部」、副詞として「北東へ」の用法もある。
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ギリシャ語:έξω
読み方:エクソ・エークソ
ラテン文字:exo
古代ギリシャ語の ἔξω(外に、外で)を継承。前置詞 ἐξ(〜の外へ)に副詞語尾 -ω が付いた語で、形がほぼそのまま今に伝わる。英語の接頭辞 exo- は同じ ἔξω に由来し、exoskeleton(外骨格)、exoplanet(太陽系外惑星)に残る。exotic(異国の、エキゾチックな)も古代ギリシャ語 ἐξωτικός(外部の、外来の)から。
接頭辞 εξω-(〜の外の)として εξωπραγματικός(非現実的な)、εξώφυλλο(表紙)、εξωσυζυγικός(婚姻外の)、εξωγήινος(地球外の)などの合成語をつくる。対義語は μέσα(中に、内側に)。
ギリシャ語:μέσα
読み方:メサ・メーサ
ラテン文字:mesa
古代ギリシャ語の形容詞 μέσος(真ん中の, 中間の)の中性複数形 μέσα が副詞として使われて定着し, 「中に, 内側に」の意味を担うようになった。子音や母音の前では語末が省略されて μες となることがある。
同じ語族に μέσος(真ん中の), μέση(真ん中, 腰), μεσαίος(中間の), μεσαίωνας(中世), μέσον(手段, 媒体, 複数 μέσα = メディア), μεσημέρι(正午, 「真ん中の日」), μεσόγειος(地中海の, 「陸の中間の」)。英語の接頭辞 meso-(中間の)も同じ μέσος にさかのぼり, Mesopotamia は μέσος と ποταμός(川)の合成で「川の間の地」を表す。
類義語の εντός(内に)は改まった響きで, 会話ではふつう μέσα を使う。対義語は έξω(外に), εκτός(〜を除いて, 外に)。