ギリシャ語:νυχτερινός
読み方:ニフテリノス・ニフテリノース
ラテン文字:nychterinos
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ギリシャ語:νυχτερινός
読み方:ニフテリノス・ニフテリノース
ラテン文字:nychterinos
ギリシャ語:φεγγαρόφωτο
読み方:フェンガロフォト・フェンガローフォト
ラテン文字:fengarofoto
ギリシャ語:ξενύχτι
読み方:クセニフティ・クセニーフティ
ラテン文字:xenychti
ギリシャ語:σιωπή
読み方:シオピ・シオピー
ラテン文字:siopi
古代ギリシャ語の σιωπή(沈黙)を継承。ギリシャ語以前の古い層の語と考えられていて, 印欧祖語の語根までは確かな形で立っていない。話さないこと, 音がないこと, 口を閉ざすことを古代から一貫して表してきた。「音のない静けさ」「話題に触れない黙殺」まで含む広がりは, 英語 silence, フランス語 silence の意味配置と重なって整った。
英語 silence, フランス語 silence はラテン語 silentium(黙ること)に由来する別系統の語。派生に σιωπηλός(無言の, 寡黙な), σιωπώ / σιωπάω(黙る), σιωπηρός(暗黙の)。
似た意味の σιγή(沈黙)は由来が異なる別の語。ふだんの「沈黙, 静けさ」には σιωπή を使う。νύχτα(夜)や βράδυ(晩)と結びつきやすく, 夜の静けさには σιωπή を使うことが多い。
ギリシャ語:όνειρο
読み方:オニロ・オーニロ
ラテン文字:oneiro
古代ギリシャ語の ὄνειρον(夢)から。古い時代から眠っているあいだに見る夢を表す語として使われ続け、現代ギリシャ語でもその中心的な意味を保っている。
英語の oneiric(夢のような)や oneirology(夢の研究)に見える oneir- / oneiro- も、この古代ギリシャ語に由来する。
ύπνος(眠り、睡眠)が夢を生む状態そのものを表すのに対して、όνειρο はその間に現れる内容を指す。悪夢として強い不快感や圧迫感を前面に出すときは εφιάλτης(悪夢、悪夢のようなもの)が自然に立つ。
派生語には、現実離れした考え方をする ονειροπολώ(夢想する)、そうした人を言う ονειροπόλος(夢見がちな)、夢占いの本を表す ονειροκρίτης(夢判断の本)がある。語の中心には、眠りの中の映像から、そこからふくらむ想像や願いへ広がる流れがある。
主な意味は「夢」。そこから、心に思い描く理想や願望、さらに「夢のようにすばらしい」「現実離れしている」と感じる物事にも使われる。
ギリシャ語:μεσάνυχτα
読み方:メサニフタ・メサーニフタ
ラテン文字:mesanychta
古代ギリシャ語の μέσος(まんなかの)と νύξ(夜)からなる複合語がもとになり、中世ギリシャ語の μεσάνυκτον(真夜中)を経て、現在の μεσάνυχτα につながった。文字どおり「夜のまんなか」という発想の語。
後半の νύξ は現代ギリシャ語の νύχτα(夜)につながる語で、英語の night やドイツ語の Nacht とも同じインドヨーロッパ語系の語源をもつ。
文語寄りの別形に μεσονύκτιο(真夜中)があり、やや口語寄りの形として μεσονύχτι(真夜中)も使われる。
βράδυ(晩、夕方、夜)が日没から夜の前半を広く言えるのに対し、μεσάνυχτα は夜のかなり遅い時点に焦点がある。νύχτα は夜全体を指せるが、μεσάνυχτα はそのなかでも午前0時前後、またはそれ以降の深い時間帯に限って使う。
主な意味は「真夜中」。きっかり午前0時そのものを指すほか、そこから夜明け前までの深い夜を広く言うこともある。現代ギリシャ語では複数形だけで使うのが普通で、定刻としても時間帯としても言える。
ギリシャ語:βράδυ
読み方:ブラディ・ブラーディ
ラテン文字:vrady
古代ギリシャ語の βραδύς(緩慢な、遅い)から。アクセント位置の変化には、ヘレニズム期の副詞 βράδιον(より遅く)の影響があったと考えられている。
この語の語源である βραδύς は、英語では brady-(緩慢な、遅い)として bradycardia(徐脈)などの医学用語に残る。
類義語の νύχτα も「夜」を表すが、βράδυ は主に日没から真夜中ごろまでの晩の時間を指し、νύχτα は暗い時間帯全体や就寝時間まで含めて広く言いやすい。
主な意味は「晩」「夕方」「夜」。日が暮れるころから深夜までの時間を指すほか、文脈によっては夜の暗がりそのものも表す。副詞的に「夜に」の意味でも使われ、指小語 βραδάκι は宵の口や晩の早い時間を指す。
ギリシャ語:νύχτα
読み方:ニフタ・ニーフタ
ラテン文字:nychta
印欧祖語で「夜」を表す語根にさかのぼり, 古代ギリシャ語の νύξ(夜。属格 νυκτός, 対格 νύκτα)を継承。中世ギリシャ語で対格 τὴν νύκτα が主格として再分析され, 子音連続 [kt] が [xt] に変化して今の νύχτα の形に落ち着いた。ラテン語 nox(夜), 英語 night, ドイツ語 Nacht, フランス語 nuit と語根を共有する。
類義語に βράδυ(晩。日没から就寝までの時間帯を指し、夜全体よりも前半に重心がある), βραδιά(一晩。特定の晩の出来事や雰囲気に焦点を当てた言い方)。νύχτα は日没から日の出までの暗い時間全体を指すふつうの形として広く使い、より深い時間帯のニュアンスを含む。派生に νυχτώνω(日が暮れる), νυχτιά(一晩、夜分)。関連語に νυχτερινός(夜の、夜間の。古代 νυκτερινός 由来), νυχτερίδα(コウモリ。古代 νυκτερίς 由来), νυχτερεύω(夜更かしする、徹夜する)。合成語に μεσάνυχτα(真夜中), καληνύχτα(おやすみ), ολονύχτιος(一晩中の), ημερονύχτιο(24時間、昼夜), νυχτοπούλι(夜行性の鳥、夜型の人), νυχτοκάματο(夜なべ仕事、夜勤手当), νυχτοφύλακας(夜警), ξενύχτι(夜更かし)。
ギリシャ語:αστέρι
読み方:アステリ・アステーリ
ラテン文字:asteri
印欧祖語で「星」を表す語根にさかのぼる古代ギリシャ語 ἀστήρ(星)の指小形 ἀστέριον を経て, 中世ギリシャ語の ἀστέρι を継承。ラテン語 stella, 英語 star も同じ語族。
派生に αστερώνω(星で飾る), αστερωτός(星形の), αστεράτος(星に恵まれた), αστερισμός(星座)。合成語に αστεροειδής(星のような, 小惑星), πεφταστέρι(流れ星), ξαστεριά(晴れた星空), ξάστερος(晴れた, 星の出た)。
ギリシャ語:άστρο
読み方:アストゥロ・アーストゥロ
ラテン文字:astro
印欧祖語で「星」を表す語根にさかのぼる古代ギリシャ語 ἄστρον(星)を継承。ラテン語 astrum, 英語 astro-(astronomy, asteroid など)も同じ語族。「運命の星」の意味は中世ギリシャ語の時代から。幾何学図形や記章としての「星」はフランス語 étoile, 「星の戦争」の言い方は英語 star からの意味借用。
派生に αστράκι(小さな星), αστρικός(星の, 恒星の)。同じ語族に έναστρος(星のある, 星の出た), άναστρος(星のない)。合成語は αστρο- の形で作られ, αστρονομία(天文学), αστροφυσική(天体物理学), αστροφεγγιά(星明かり)などがある。
αστέρι は日常の星に, αστέρας は天文学や著名人の比喩に使われ, άστρο は文学や詩, 運命や宗教的シンボルの文脈で好まれる。
ギリシャ語:φεγγάρι
読み方:フェンガリ・フェンガーリ
ラテン文字:fengari
古代ギリシャ語の φέγγος(光、輝き)の指小形 φεγγάριον(小さな光)から、中世ギリシャ語 φεγγάρι(ν) を経て今に至る継承。「光るもの」の意から月を指す語として定着した。
類義語に σελήνη(月)。σελήνη は天文学や暦、公的・学術的な文脈で使うことが多く、φεγγάρι はふだんの月を指す形として広く定着している。派生に φεγγαράκι(小さな月。指小形), φεγγαράδα(月明かり), φεγγαριάτικος(月の〜), φεγγαρίσιος(月の〜), αφέγγαρος(月のない)。合成語に μισοφέγγαρο(半月), φεγγαροβραδιά(月の夜), φεγγαρόλουστος(月光を浴びた), φεγγαρόφωτο(月光), φεγγαροπρόσωπος(月のような顔の), φεγγαροφώτιστος(月光に照らされた)。関連語に φως(光), φέγγω(光る、輝く)。