#名詞
該当語 8 件。単語の詳細は各ページで確認できます。
ギリシャ語:μία
読み方:ミア・ミーア
ラテン文字:mia
古代ギリシャ語 εἷς(一)の女性形 μία を継承。現代ギリシャ語では、男性形は ένας、中性形は ένα。
もとは「一」を表す数詞だが、中世ギリシャ語の段階で「ある人、誰か」を指す不定用法も加わった。現代ギリシャ語では数詞のほか、不定冠詞や不定代名詞としての役割も担う。
アクセントのない短い形 μια は、通常の不定冠詞・不定代名詞や、μια ... μια ..., μια και, μια που などの固定表現で広く使われる。μία は、数としての「一」や「ただ一つ」をはっきり出すときに現れやすい。
関連語には μονάδα(単位、ユニット)、μοναδικός(唯一の、独特の)、καθένας(各自、誰でも)、κανένας(誰か、誰も〜ない)などがある。
ギリシャ語:τυχερός
読み方:ティヘロス・ティヘロース
ラテン文字:tycheros
中世ギリシャ語の τυχερός(幸運な)を継承。古代ギリシャ語 τυχηρός(運に関わる、幸運な)から来ており、ρ の前の弱い η の音が ε に変わって今の形になった。
もとになる名詞は τύχη(運、巡り合わせ、運命)。これは動詞 τυγχάνω(出会う、得る、巡り合う)から作られた語である。
対義語は άτυχος(不運な)。幸運をもたらす物や縁起物には γούρι(お守り、縁起物)などが関わる。運命や巡り合わせを言う語には μοίρα(運命、宿命)などもある。
名詞的には ο τυχερός / η τυχερή が「幸運な人、当選者」などを指す。中性形 το τυχερό は「運、巡り合わせ」、複数形 τα τυχερά は臨時収入や役得、また司祭への謝礼などを指すことがある。指小形には τυχερούλης(運のいい人、かわいく言う形)などがある。
ギリシャ語:τέσσερις
読み方:テセリス・テーセリス
ラテン文字:tesseris
古代ギリシャ語の τέσσαρες / τέσσερες(四)を継承。さらに印欧祖語で「四」を表す語根に遡る。
現代ギリシャ語では、τέσσερις が男性・女性、τέσσερα が中性に用いられる。属格は性にかかわらず τεσσάρων。辞書では、現代形 τέσσερις の語尾 -ις は τρεις(三)の形に引かれて整えられたものとされる。
ラテン語 quattuor、フランス語 quatre、英語 four も同じ系統に属する。ギリシャ語の τετρα- は「四」を表す合成要素で、τετράγωνο(正方形)、τετράφυλλος(四つ葉の)などに現れる。
関連語に τέταρτος(第四の、4番目の)、τετράδα(四つ組、4人組)、τετραπλός(四倍の)などがある。
ギリシャ語:ταχυδρομικός
読み方:タヒドゥロミコス・タヒドゥロミコース
ラテン文字:tachydromikos
ταχυδρομείο(郵便局、郵便)に、形容詞を作る接尾辞 -ικός が付いた語。ταχυδρομείο はカサレヴサの ταχυδρομεῖον に由来し、さらに ταχυδρόμος(郵便配達員)へさかのぼる。
連語には ταχυδρομικός κώδικας(郵便番号)、ταχυδρομικά τέλη(郵便料金)、ταχυδρομική κάρτα(郵便はがき)などがある。
名詞としては ο ταχυδρομικός が「郵便職員」、複数中性の τα ταχυδρομικά が「郵便料金」を指す。副詞には ταχυδρομικά / ταχυδρομικώς(郵便で)がある。
関連語には ταχυδρόμος(郵便配達員)、ταχυδρομείο(郵便局、郵便)、ταχυδρομικός κώδικας(郵便番号)などがある。
ギリシャ語:οδοντικός
読み方:オドンディコス・オドンディコース
ラテン文字:odontikos
ヘレニズム期ギリシャ語の ὀδοντικός(歯の)に由来。これは古代ギリシャ語 ὀδούς(歯、語幹 ὀδοντ-)から作られた形容詞で、δόντι(歯)と同じ語族に属する。ὀδούς はさらに印欧祖語で「歯」を表す語根に遡り、ラテン語 dens, dentis や英語 tooth も同じ系統に属する。
英語 dental, dentist はラテン語 dens, dentis から、orthodontics や odontology はギリシャ語 ὀδοντ- を含む語から作られている。
οδοντικός は歯や歯科に関わるものを表し、οδοντικό νεύρο(歯の神経)や οδοντική πλάκα(歯垢、プラーク)などのように使う。身体の手入れでは οδοντική κλωστή(デンタルフロス)という連語もある。
言語学では οδοντικά σύμφωνα(歯音)を指し、γλώσσα(舌)の先などを上の歯の裏側付近に当てて発音する音をいう。中性複数形 τα οδοντικά は名詞的に「歯音」を指す。
関連語には φατνιακός(歯茎音の、歯槽音の)、μεσοδοντικός(歯間音の)、χειλοδοντικός(唇歯音の)などがある。
ギリシャ語:πρώτος
読み方:プロトス・プロートス
ラテン文字:protos
古代ギリシャ語の πρῶτος(第一の、最初の)に由来。πρῶτος は古代ギリシャ語 πρό(前に、先に)と同系統の語であり、さらに「前に、先に」を表す印欧祖語の語根に遡る。
ラテン語 primus(第一の)、prior(前の)、フランス語 premier、英語 first, fore, former なども同じ系統に属する。現代の「第一級の、最上位の」という意味の一部は、フランス語 premier からの意味借用によって強まった。
πρώτος は序数詞として「1番目の」を表すほか、時間的に「最初の」、位置や順位で「先頭の」といった意味を持つ。さらに、品質や重要性で「第一級の、主要な」などの意味でも使われる。
名詞的には ο πρώτος / η πρώτη / το πρώτο の形で「第一の人・もの」を指す。副詞としては πρώτα(まず、以前は)、πρώτον(第一に)など。
関連語に δεύτερος(第二の)、τρίτος(第三の)、τελευταίος(最後の)、πρώιμος(早い、早熟の)、πρωί(朝)、πρωτεύουσα(首都)など。

形容詞
数詞 
冠詞 
神秘
評価
余暇 
情報・メディア
書類
職業 
身体・健康
言葉
時