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該当語 17 件。単語の詳細は各ページで確認できます。
ギリシャ語:άρθρο
読み方:アルスロ・アールスロ・アルトゥロ・アールトゥロ
ラテン文字:arthro
古代ギリシャ語の ἄρθρον(継ぎ目、関節)を継承。動詞 ἀραρίσκω(合わせる、組み合わせる)に道具・手段を表す接尾辞 -θρον が付いた形で、もとは体の継ぎ目を表した。現代ギリシャ語の「記事」「条文」「文法の冠詞」の使い方は、フランス語・英語 article、ドイツ語 Artikel からの意味借用で広がった。
派生語に άρθρωση(関節)、αρθρωτός(節のある)、αρθρώνω(関節を組む、明確に発音する)。英語 arthritis(関節炎)、arthropod(節足動物)は同じ古代語から。英語 article は「合わせる」を表す印欧祖語語根から、ラテン語 articulus(artus「関節」の指小形)を経て入った。
ギリシャ語:διαδίκτυο
読み方:ディアディクティオ・ディアディークティオ
ラテン文字:diadiktyo
英語 internet(inter「間を」+ network「網」)を翻訳借用して、現代ギリシャ語内で作られた語。διά-(間を通って)と δίκτυο(網)の合成。
1990 年代半ばにインターネットを指す標準語として広まった経緯がある。口語では ίντερνετ もそのまま使う。
関連語には διαδικτυακός(ネット上の)や ιστοσελίδα(ウェブサイト)のほか、Παγκόσμιος Ιστός(ワールド・ワイド・ウェブ)などが挙げられる。
ギリシャ語:εφημερίδα
読み方:エフィメリダ・エフィメリーダ
ラテン文字:efimerida
ギリシャ語:είδηση
読み方:イディシ・イーディシ
ラテン文字:eidisi
ギリシャ語:ραδιόφωνο
読み方:ラディオフォノ・ラディオーフォノ
ラテン文字:radiofono
英語 radiophone からの借用語。radio- はラテン語 radius(光線)から、-phone は古代ギリシャ語の φωνή(声、音)に由来。後半の -phone はギリシャ語に由来する要素が英語を経由して再び取り入れられた形にあたる。
派生語に ραδιοφωνικός(ラジオの)、ραδιοφωνία(ラジオ放送)など。映像も送る τηλεόραση(テレビ)と並ぶ放送媒体の名。
英語 radio は同じ radius から、telephone は同じ φωνή からできた語。
ギリシャ語:τηλεόραση
読み方:ティレオラシ・ティレオーラシ
ラテン文字:tileorasi
フランス語 télévision の翻訳借用(カルク)で、τηλε-(遠い)と όραση(視覚、見ること)を合わせた語。フランス語が古代ギリシャ語由来の τηλε- とラテン語 videre(見る)からの vision を組み合わせた形を、今度はギリシャ語の素材だけで置き換えたかたち。
派生語に τηλεοπτικός(テレビの), τηλεθεατής(テレビ視聴者), τηλεχειριστήριο(リモコン), τηλεπαιχνίδι(テレビ番組ゲーム)。
ギリシャ語:μήνυμα
読み方:ミニマ・ミーニマ
ラテン文字:minyma
ギリシャ語:βιβλίο
読み方:ヴィヴリオ・ヴィヴリーオ
ラテン文字:vivlio
古代ギリシャ語の βιβλίον(本、巻物)に由来。βιβλίον は βύβλος(パピルス)の指小形で、βύβλος はフェニキアの都市 Βύβλος(今のレバノンのジュベイル)から加工パピルスが輸入されたことにちなむ名前。つまり「ビブロス産の小さな巻物」が本の呼び名になった。
派生語に βιβλιοθήκη(図書館、本棚), βιβλιοπωλείο(書店), βιβλιοθηκάριος(司書), βιβλιοδεσία(製本), βιβλιάριο(小冊子)。英語 bible(聖書)は βιβλία(βιβλίο の複数形)から教会ラテン語 biblia を経て作られた語で、「書物」の意味から聖書だけを指すようになった。bibliography(書誌学), bibliophile(愛書家)の biblio- も同じ語源。
ギリシャ語:φωτογραφία
読み方:フォトグラフィア・フォトグラフィーア
ラテン文字:fotografia
φωτογραφία は、近代にフランス語 photographie と英語 photograph / photography を受けて現代ギリシャ語に定着した語である。語の組み立て自体は φως(光)に連なる φωτο-(光)と -γραφία(記すこと、描き出すこと)によってできており、西欧語で広まった形がギリシャ語にも戻ってきた。
είδωλο(像、偶像、神像)も「像」を表すが、こちらは光学的な像や偶像まで広く言える語である。φωτογραφία は、人や物や場所をカメラなどで記録した写真を指す点が中心になる。
主な意味は「写真」。人物、物体、場所などをカメラで撮って残した一枚や、その写真データ、写真作品を指す。まれに、そうした像を写し取る方法や技術、あるいは写真という表現分野そのものも表す。
ギリシャ語:πηγή
読み方:ピイ・ピイー・ピギ・ピギー
ラテン文字:pigi
古代ギリシャ語の πηγή(泉, 湧き出る場所)に由来。現代の「光源」「情報源」「史料」などの用法はフランス語 source からの意味借用で整った。解剖学の「泉門」はフランス語 fontanelle に対応する用法。
派生に πηγαίος(もとからの, 自然に湧き出る), πηγάδι(井戸), πηγούλα(小さな泉)。合成に θερμοπηγή(温泉), θειοπηγή(硫黄泉), πετρελαιοπηγή(油井)。学術の文脈では複数形 πηγές が βιβλιογραφία(参考文献)と近い。
ギリシャ語:είδωλο
読み方:イドロ・イードロ
ラテン文字:eidolo
古代ギリシャ語の εἴδωλον(像、形、幻、神像)から。είδος(形)に指小の -ωλον が付いた語。「見る、知る」の語根に連なり、ιδέα(考え、観念)や είδηση(ニュース)とは兄弟語。
ラテン語 īdōlum を経て英語 idol(偶像)、その複数形から idola(イドラ、偏見)が生まれ、eidolon(幻影)、pareidolia(パレイドリア、無意味なものに顔や形を見る現象)も同じ語源。
派生語・関連語に ειδωλολατρία(偶像崇拝)、ειδώλιο(小像、フィギュア)、ξόανο(古代の木製神像)、ίνδαλμα(憧れの的、典型)など。
ギリシャ語:αποκάλυψη
読み方:アポカリプシ・アポカーリプシ
ラテン文字:apokalypsi
古代ギリシャ語の動詞 ἀποκαλύπτω(覆いを取る)から派生した ἀποκάλυψις(覆いを取ること)に由来。ἀποκαλύπτω は接頭辞 ἀπο-(離れて, 取り除く)と動詞 καλύπτω(覆う)から成る。
同じ語族に動詞 αποκαλύπτω(暴く, 明かす), 形容詞 αποκαλυπτικός(黙示的な, 啓示的な), αποκαλυπτήρια(除幕式)。対義語に συγκάλυψη(隠蔽)。
英語 apocalypse(黙示)は ἀποκάλυψις をラテン語経由で借用したもの。
ギリシャ語:στοιχείο
読み方:スティヒオ・スティヒーオ
ラテン文字:stoicheio
古代ギリシャ語の στοιχεῖον(列をなすもの、段階)から。転じて「物質の構成成分」「基本単位」「アルファベットの文字」を指すようになった。近代以降はフランス語の élément(要素)や principe(原理)の語義に対応する形で、科学、法学、社会学など幅広い分野で用いられる。
英語の element の語源はラテン語の elementum(要素)だが、これはギリシャ語の στοιχεῖον の概念を翻訳借用したものと考えられている。
同じ στοιχεῖον を起源とする στοιχειό(守護霊、精霊) とはアクセントの位置が異なる別の語である。
派生語に στοιχειώδης(初歩的な、基本的な)や στοιχειώνω(幽霊が出る、根付く)がある。
主な意味は「要素」「成分」で、物質や事柄を構成する最小単位を指す。比喩的に、人の性格、情報のデータ、あるいは自分が得意とする分野(本領)を指す際にも使われる。化学では元素(χημικό στοιχείο)、印刷では活字、哲学では四元素というように、幅広い分野でそれぞれ専門的な意味を持つ。文脈に応じて συστατικό(成分)や δεδομένα(データ)とも言い換えられる。
ギリシャ語:ταινία
読み方:テニア・テニーア
ラテン文字:tainia
古代ギリシャ語の ταινία(帯, リボン, 鉢巻き)に由来。印欧祖語で「張る, 伸ばす」を表す語根に続く語で, 同じ語族に動詞 τείνω(張る, 伸ばす)。「映画フィルム」「磁気テープ」「映画作品」の意味は近代にフランス語 bande(帯, フィルム, テープ)の意味配置と重なって加わり, 「サナダムシ」の医学的な意味はすでにヘレニズム期にあり, ラテン語 taenia, フランス語 ténια, 英語 taenia の医学用語の語源にもなった。
派生に指小形 ταινιούλα(小さなリボン, 軽蔑的に「つまらない映画」), 形容詞 ταινιακός(テープ状の)。合成語に βιντεοταινία(ビデオテープ), μαγνητοταινία(磁気テープ), τηλεταινία(テレビ映画)。
映画作品を指すときにもっとも使われるのは ταινία。σινεμά はフランス語 cinéma 由来の借用で, 映画館のほか映画(芸術・産業全体)も指す。κινηματογράφος は κίνημα(動き)と γράφω(記録する)を合わせた語で, 映画館のほか映画という分野そのものも指す。単なる紐やリボンには κορδέλα(紐, リボン)を使い, 幅のある帯や鉢巻き, テープ類には ταινία。

中性名詞
言葉
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水
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