ギリシャ語:σπίτι
読み方:スピティ・スピーティ
ラテン文字:spiti
ラテン語の hospitium(もてなし、宿。hospes「客、主人」から)がヘレニズム期ギリシャ語に入って ὁσπίτιον となり、中世ギリシャ語 ὁσπίτιν を経て今に至る継承。冠詞 το と結びついて τὸ ὁσπίτιν が τὸ σπίτιν と再分節され、語頭の ο- が落ちて今の形に落ち着いた。英語 hospital(病院), hospitality(もてなし), hostel(ホステル), host(主人)はいずれも同じ hospes の系譜からラテン語・古フランス語を経由して入った借用で、σπίτι と語根を共有する。
類義語に κατοικία(住居。行政や公式の文脈で使う硬い語), οίκος(家、館。古代ギリシャ語由来で企業名や施設名に残る硬い語), νοικοκυριό(所帯、家政), σπιτικό(家庭、一家。建物よりも家庭生活の意味合いが強い)。σπίτι は住まいそのものをふつうに指す形として広く使う。派生に σπιτάκι(小さな家、物置、犬小屋。指小形), σπιταρόνα(大邸宅。増大形), σπιτικός(家庭の、自家製の), σπιτίσιος(家庭の〜), σπιτώνω(住まわせる、囲う)。合成語に ξυλόσπιτο(ログハウス), αγροτόσπιτο(農家), δεντρόσπιτο(ツリーハウス), σκυλόσπιτο(犬小屋), παράσπιτο(離れ), πυργόσπιτο(塔のある家), φτωχόσπιτο(貧しい家), χαμόσπιτο(あばら家)。関連語に σπιτάλι(病院。ヴェネツィア語 spedal 等から入った別系統の借用だが、同じ hospitium 語族から出る)。

中性名詞
家族
施設・建物 
動詞 
社会 

道具 


身体・健康
水
余暇 

