#🍂 季節
該当語 22 件。単語の詳細は各ページで確認できます。
ギリシャ語:Πάσχα
読み方:パスハ・パースハ
ラテン文字:pascha
ギリシャ語:πρασινάδα
読み方:プラシナダ・プラシナーダ
ラテン文字:prasinada
ギリシャ語:ανοιξιάτικος
読み方:アニクシアティコス・アニクシアーティコス
ラテン文字:anoixiatikos
ギリシャ語:φθινοπωρινός
読み方:フシノポリノス・フシノポリノース・フティノポリノス・フティノポリノース
ラテン文字:fthinoporinos
ギリシャ語:καλοκαιρινός
読み方:カロケリノス・カロケリノース
ラテン文字:kalokerinos
καλοκαιρινός(夏の、夏向きの)は、中世ギリシャ語の καλοκαιρινός(夏の)にさかのぼる形で、καλοκαίρι(夏)に接尾辞 -ινός(〜に属する形容詞語尾)がついてできた語。意味は基本的に「夏に関する」「夏に属する」で、いまも広く使われる。
かなりの場面で θερινός(夏の、夏季の)と重なるが、καλοκαιρινός のほうが日常語らしい響きが強い。反対側には χειμωνιάτικος(冬の)が立つが、こちらは季節感や生活感の強い語として並びやすい。
主な意味は「夏の」。そこから、夏に起こること、夏に食べたり着たり使ったりするものまで広く表せる。複数中性の τα καλοκαιρινά(夏物、夏服)は、夏服や夏物をまとめて言う名詞用法。
ギリシャ語:εποχή
読み方:エポヒ・エポヒー
ラテン文字:epochi
古代ギリシャ語の ἐποχή(天体が止まって見える点、一定の時期)に由来。動詞 ἐπέχω(〜の上で止まる、保持する)から作られた語で、古代天文学で星が運行の頂点で止まって見える点を指したのが起点。そこから「時間の区切り」を表すようになり、近代に「季節」「歴史上の時代」の意味はフランス語 époque、période からの意味借用で加わった。英語 epoch も同じギリシャ語から。
派生語に εποχικός(季節の、時代の)。類義語の καιρός(天気、時、好機)が状況やタイミングを言うのに対し、εποχή はまとまった期間としての区切りを表す。μέρα(日)よりは長く、χειμώνας(冬)のような一つの季節は εποχή の下位区分にあたる。
ギリシャ語:παλτό
読み方:パルト・パルトー
ラテン文字:palto
ギリシャ語:φθινόπωρο
読み方:フシノポロ・フシノーポロ・フティノポロ・フティノーポロ
ラテン文字:fthinoporo
古代ギリシャ語 φθινόπωρον(秋)から。φθίνω(衰える, 減っていく)と ὀπώρα(晩夏の果実, 実りの季節)の合成で, 果実が少なくなっていく季節を表した。語末の -ν が脱落して現代ギリシャ語の φθινόπωρο の形になった。
派生に φθινοπωρινός(秋の), φθινοπωριάτικος(秋の, 秋らしい), φθινοπωριάζει(秋になる, 非人称), φθινοπώριασμα(秋の兆し)。同じ意味の言い方に χινόπωρο(φ が落ちた形), μεθόπωρο / μετόπωρο(古風な形)がある。
ギリシャ語:πασχαλιά
読み方:パスハリャ・パスハリャー
ラテン文字:paschalia
中世ギリシャ語の πασχαλία(復活祭の時期)に由来し、さらにさかのぼると πάσχα(復活祭)に関わる語群につながる。先頭大文字の Πασχαλιά(復活祭)は、この古い「復活祭の時期」という意味を口語的に受け継いだ形である。
植物名の πασχαλιά は、復活祭のころに咲く花木を指す語として定着した。現在は、おもに香りのよい花を咲かせる観賞用の低木、ムラサキハシドイ属のライラックを表す。
植物としては θάμνος(低木、灌木)に属する観賞用の花木で、花の色から連想される λιλά(ライラック色、薄紫色)とも結びつきやすい。復活祭を口語で言うときは Πασχαλιά とも呼び、同じく民間的な呼び名に Λαμπρή(復活祭、晴れの祝日)もある。
主な意味は、紫や白の香り高い花をつけるライラックと、先頭大文字で書かれる口語の「復活祭」。同じ形でも、小文字では植物名、大文字では祝祭名として使い分ける。
ギリシャ語:τζιτζίκι
読み方:トゥジトゥジキ・トゥジトゥジーキ・トゥジトゥズィキ・トゥジトゥズィーキ・トゥズィトゥジキ・トゥズィトゥジーキ・トゥズィトゥズィキ・トゥズィトゥズィーキ
ラテン文字:tzitziki
ギリシャ語:καύσωνας
読み方:カフソナス・カーフソナス
ラテン文字:kafsonas
文語由来の語で、ヘレニズム期ギリシャ語の καύσων(焼けつく暑さ、猛暑)にさかのぼる。そこから対格形 καύσωνα(猛暑を)を経て、現代ギリシャ語の καύσωνας になった。
同じ猛暑でも、γαϊδουροκαλόκαιρο(猛暑、小春日和) は口語的で、「しつこく居座る暑さ」や秋の小春日和まで含むことがある。これに対して καύσωνας は、気象条件としての猛暑や熱波を指す語として使いやすい。
主な意味は、異常に高い気温が続く気象条件としての「猛暑、熱波」。天気予報、報道、注意喚起などで、危険な暑さの到来やその被害、対策を述べるときによく使う。
ギリシャ語:χιόνι
読み方:ヒョニ・ヒョーニ
ラテン文字:chioni
古代ギリシャ語の女性名詞 χιών(雪)に由来する。そこからヘレニズム期の指小形 χιόνιον(小さな雪、小さな雪片)が生まれ、中世ギリシャ語の χιόνι(雪)を経て、現代ギリシャ語の χιόνι(雪)に至った。今の形は、古い「雪」の語が指小形を経て日常語として定着したものにあたる。
χειμώνας(冬)が季節としての「冬」を指すのに対し、χιόνι はその時期に降る雪や積もった雪そのものを指す。βροχή(雨)が液体の雨なのに対して、χιόνι は大気中の凍った水分が結晶になって地上に降るものを言う。
指小語 χιονάκι(小雪、小さな雪片)は小雪や小さな雪片をやわらかく言う形。関連語 χιονιά(雪玉)もある。
基本の意味は「雪」。そこから、雪のような白さ、氷のような冷たさ、テレビ画面に出る白い砂嵐にも意味が広がる。
ギリシャ語:χειμώνας
読み方:ヒモナス・ヒモーナス
ラテン文字:cheimonas
印欧祖語で「雪, 冬」を表す語根にさかのぼる古代ギリシャ語 χειμών(冬, 嵐)を経て, 中世ギリシャ語の χειμώνας を継承。ラテン語 hiems(冬), 英語 hibernate(冬眠する), サンスクリット Himalaya(「雪の住処」)も同じ語族。
派生に動詞 χειμωνιάζει(冬になる, 非人称), 形容詞 χειμωνιάτικος(冬の)。同じ語族に χειμερινός(冬季の, 改まった形), χειμέριος(冬の, 詩的), χειμάζομαι(冬を過ごす, 嵐に翻弄される), χειμαδιό(冬営地), χείμαρρος(急流, 激流)。合成語に διαχειμάζω(越冬する), ξεχειμωνιάζω(冬を過ごし終える), καταχείμωνο(真冬), βαρυχειμωνιά(厳しい冬)。
ギリシャ語:έαρ
読み方:エアル・エーアル
ラテン文字:ear
古代ギリシャ語の ἔαρ(春)をそのまま受け継いだ学術借用で、文語・雅語として用いられる。日常的に「春」を指すのは άνοιξη。
印欧祖語で「春」を表す根に由来し、ラテン語 vēr、サンスクリット vasantá-、古ノルド語 vár、古アルメニア語 garun、古代教会スラヴ語 vesna、ペルシャ語 bahâr など、印欧諸語で「春」を表す語と同源。
派生語に εαρινός(春の、古代 ἐαρινός)、εαρινή ισημερία(春分)など。英語 vernal(春の)、vernal equinox(春分)はラテン語 vēr から vernālis を経由した同源語。
ギリシャ語:άνοιξη
読み方:アニクシ・アーニクシ
ラテン文字:anoiksi
古代ギリシャ語の ἄνοιξις(開くこと、開扉)を継承。ανοίγω(開く)の動詞語幹 ἀνοιγ- に行為・状態を表す接尾辞 -ση を付けた形で、「(自然や花が)開く時期」の意で冬と夏の間の季節を指すようになり、中世ギリシャ語を経て今の形に落ち着いた。古代ギリシャ語で春は ἔαρ と呼ばれていたが、やがて ἄνοιξις が春を指す語として定着し、古典語の ἔαρ は今では学術借用 έαρ として詩歌や文芸の中に残るのみ。
類義語に έαρ(春。古代ギリシャ語由来で詩歌や公式・文芸の文脈で使う硬い形)。άνοιξη は春を指すふつうの形として広く使う。派生に ανοιξιάτικος(春の〜、春らしい)。関連語に動詞 ανοίγω(開く), 名詞 άνοιγμα(開き、開口部)。
ギリシャ語:γαϊδουροκαλόκαιρο
読み方:ガイドゥロカロケロ・ガーイドゥロカロケロ
ラテン文字:gaidourokalokero
γάιδαρος(ロバ)と καλοκαίρι(夏) の合成語。構成要素の γάιδαρος は、古代ギリシャ語の κάνθων(荷役獣)が中世ギリシャ語で γαϊδάριον となり、現在の形に至った語。
接頭辞的に使われる γαϊδουρο- は「ロバのような」から転じて「しつこい、過度な」という意味を付加する。直訳すると「ロバの夏」。
猛暑の意味では、より気象用語に近い καύσωνας(熱波)がある。小春日和の意味では、μικρό καλοκαιράκι(小さな夏)という言い方もある。
主な意味は耐え難いほどの猛暑。また、秋に訪れる小春日和も指す。真夏ならしつこく居座る暑さ、秋なら去り際に戻ってくる夏の暑さで、どちらもロバの頑固さになぞらえた表現。
ギリシャ語:καλοκαίρι
読み方:カロケリ・カロケーリ
ラテン文字:kalokeri
古代ギリシャ語の καλός(良い)と καιρός(時、天気、季節)の合成語 καλοκαίριον から、中世ギリシャ語 καλοκαίρι(ν) を経て今に至る継承。もとは「穏やかな天候、好機」の意で、ギリシャでは一年で最も良い季節とされることから、やがて「夏」そのものを指すようになった。καλός は英語の calligraphy(カリグラフィー)や kaleidoscope(万華鏡)にも借用要素として残り、いずれも「良い、美しい」の意を共有する。
類義語に θέρος(夏)。θέρος は古典・詩歌の文脈で使う硬い語で、特に「収穫期」としての夏を指すことが多い。ふつうは καλοκαίρι が「夏」を表す形として定着している。派生に καλοκαιράκι(気持ちのよい夏の日), καλοκαιρία(好天), καλοκαιριάζω(夏めく、夏になる), καλοκαιρεύω(夏を過ごす), καλοκαιριάτικος(夏の〜), καλοκαιρινός(夏の〜)。合成語に κατακαλόκαιρο(真夏), μεσοκαλόκαιρο(夏の中頃), αποκαλόκαιρο(夏の終わり), αποκαλοκαιρινός(夏の終わりの〜), γαϊδουροκαλόκαιρο(小春日和、猛暑)。

女性名詞
季節 
信仰・神話 
植物 
時
秋
形容詞 



衣類 
虫
昆虫 
天気
温度 
物質 

