ギリシャ語表記索引: ι
ι から始まる単語 25 語。
ι から始まる単語 25 語。
ギリシャ語:ίασπις
読み方:イアスピス・イーアスピス
ラテン文字:iaspis
古代ギリシャ語の ἴασπις(色のある不透明な石)から。語源不詳の借用語で、エジプト語や西アジアの諸言語との関係が指摘される。
ラテン語 iaspis、古フランス語 jaspre を経て、英語 jasper(碧玉)の語源にもなった。碧玉は石英の不透明な変種で、赤、黄、茶、緑など、さまざまな色を持つ。一方、現代ギリシャ語の ίασπις は翡翠の訳語としても使われるため、英語 jasper とは指す石がずれる。
翡翠は νεφρίτης(軟玉)や ιαδεΐτης(硬玉)などの総称。νεφρίτης は νεφρός(腎臓)に由来し、腎臓の病に効く石とされたことにちなむ。ιαδεΐτης はスペイン語 piedra de ijada(脇腹の石)からフランス語 jade を経て入った語で、こちらも体の脇腹や腎臓の痛みに効く石という発想を背景にしている。
ギリシャ語:ιατρός
読み方:ヤトゥロス・ヤトゥロース
ラテン文字:iatros
古代ギリシャ語の動詞 ἰάομαι(治療する、癒やす)から派生した ἰατρός(医者)に由来。
日常会話では γιατρός が一般的で、ιατρός は公的な文書や医学的な文脈で用いられる。
英語の iatro-(治療の)や -iatry(医学、治療)、psychiatry(精神医学)などは同じ ἰατρός を語源とし、pediatrics(小児科学)などもこれに含まれる。
関連語には ιατρικός(医学の)、ιατρείο(診療所)、ιατρική(医学、医療)など。
ギリシャ語:ιδέα
読み方:イデア・イデーア
ラテン文字:idea
「見る」を意味する古代ギリシャ語の動詞から派生した女性名詞 ἰδέα(形, 見え方, 観念)に由来。見た姿やそこから浮かぶ観念を古代から表し, プラトン哲学では本質や原型の意味で中心概念になった。日常的な「考え, 着想」としての使い方は, フランス語 idée, 英語 idea からの意味借用で定着した。
派生語に ιδεώδης(理想的な), ιδεαλισμός(理想主義、観念論), ιδεολογία(イデオロギー), ιδεατός(観念上の)など。類義語に σκέψη(思考)。英語 idea はラテン語 idea を経て同じ古代ギリシャ語から。
ギリシャ語:ιδιοσυγκρασία
読み方:イディオシグラシア・イディオシグラシーア・イディオシングラシア・イディオシングラシーア
ラテン文字:idiosygkrasia
古代ギリシャ語の ἰδιοσυγκρασία(体質, 固有の配合)に由来。ἴδιος(自分の, 固有の)と σύγκρασις(混合)の合成語で, σύγκρασις は σύν(ともに)と κρᾶσις(混ぜること。動詞 κεράννυμι「混ぜる」から)からなる。古代ギリシャの医学で体液の配合が気質を決めるとされ, その人固有の配合を呼ぶためにこの合成語が作られた。近代にフランス語 idiosyncrasie, 英語 idiosyncrasy からの意味借用で現代の「気質, 特異体質」の用法が整った。
派生に ιδιοσυγκρασιακός(気質の, 特異体質の)。類義語の κράση(体格, 気質)は構成要素 κρᾶσις の現代形で, ιδιοσυγκρασία が個人の「固有の」配合を強調するのに対し, κράση はより一般的に体格や気質を指す。ταμπεραμέντο(気質, テンペラメント)はラテン語 temperamentum からの借用語。
英語 idiosyncrasy, idiosyncratic も同じ語源。
ギリシャ語:ιδρώτας
読み方:イドゥロタス・イドゥロータス
ラテン文字:idrotas
中世ギリシャ語 ιδρώτας(汗、← 古代 ἱδρώς「汗」の対格 ἱδρῶτα が主格化し、さらに -ας 語尾の規則名詞へとパラダイム再編 μετάπλαση された形)が現代まで受け継がれた継承語(κληρονομιά)。中世期にはまず *ίδρωτας(アクセント前々)の形が現れ、その後、単数・複数のアクセント差を持つ他の -ας 系名詞(έγγονας / εγγόνοι, άγκωνας / αγκώνες)の類推(αναλογία)でアクセントが移動して ιδρώτας(アクセント前)の形に整えられた。古代ギリシャ語の不規則な格変化(主格 ἱδρώς、属格 ἱδρῶτος、対格 ἱδρῶτα)が、対格を主格化する整理を経た典型例。
源にある古代の ἱδρώς(汗)は、印欧祖語の「汗、湿気、流れる水」を表す語根に由来し、ラテン語 sūdor(汗、← 英 sweat の意味、sudoriferous「発汗の」), サンスクリット svéda-(汗), 英語 sweat, ドイツ語 Schweiß と同族。地中海・印欧語の「汗」を表す最古層の語彙の一つで、身体の生理的反応を表す古い系譜の語。
古代以来の派生語族には、ιδρώνω(汗をかく、動詞), εφιδρώνω(汗をたっぷりかく、書きことば), ιδροφόρος(汗をかく、汗が出る、形容詞), ιδρωμένος(汗をかいた、過去分詞), ιδρωτάλειπτος(汗まみれの、書きことば), ιδρωτοποιός(発汗作用のある、医学用語), ιδρωτολύτης(汗止め、制汗剤), αντιιδρωτικός(制汗の、医学用語), υπεριδρωσία(多汗症、医学)が並ぶ、医学・身体・労働の語彙の中核を成す系譜。
派生・関連語族として ιδρωμένος(汗をかいた、過去分詞), ιδρωτάκι(少しの汗、口語の指小形), ιδρωμα(発汗、汗、書きことば), εξιδρωμένος(多量の汗をかいた), αλατιδρώτας(塩分を含んだ汗)。同じ身体の体液・分泌物の領域には、涙の δάκρυ(涙), 血の αίμα(血), 唾の σάλιο(唾液), 鼻水の μύξα(鼻水)が並び、それぞれ生理現象と感情表現の中で機能する。
慣用句では、人体の汗を介した労苦・努力・恐怖・暑さの比喩が極めて活発で、με τον ιδρώτα του(自分の汗で、自力で), με ιδρώτα και αίμα(汗と血で、多大な犠牲を払って), χύνω ιδρώτα(汗を流す、骨を折る), κρύος ιδρώτας(冷や汗、恐怖や驚きの反応), λούζομαι στον ιδρώτα(汗びっしょりになる)が日常的に使われる、身体の反応を介した感情・労働表現の宝庫。聖書のヘブライ書 5:7「ἱδρὼς αἷματος(血の汗)」のキリストの最後の祈りの場面の表現も、ギリシャ語のキリスト教文化に深く入り込んでいる。創世記 3:19「汝の額に汗して食物を得よ」(En sudore vultūs tuī vesceris pane)の聖書的な労働観も、με τον ιδρώτα του προσώπου του(額の汗で)として現代ギリシャ語の慣用表現に残る。
ギリシャ語:ιεραρχία
読み方:イェラルヒア・イェラルヒーア
ラテン文字:ierarchia
ヘレニズム期ギリシャ語の ἱεραρχία(天使の階級的秩序、聖なる支配)に由来。ἱεραρχία は ἱεράρχης(高位の聖職者、大祭司)に、抽象名詞を作る接尾辞 -ία が付いた語。形の上では、ἱερός(聖なる)と ἀρχή(支配、始まり、原理)からなる語として理解できる。
現代の「組織内の階層、上下関係」や「価値・存在の階層的秩序」の意味は、フランス語 hiérarchie からの意味借用によって整えられた。hiérarchie は中世ラテン語 hierarchia を経て、同じ ἱεραρχία に遡る。
英語 hierarchy(階層、ヒエラルキー)は、古フランス語 ierarchie / jerarchie、中世ラテン語 hierarchia を経て、古代ギリシャ語 ἱεραρχία に遡る。英語ではもともと天使や聖職者の階級秩序を指し、のちに一般的な階層構造にも使われるようになった。
宗教の文脈では、Ιεραρχία は正教会の高位聖職者団、つまり教会の統治に関わる主教層を指す。関連語には ιερέας(司祭、神父)、ιεράρχης(高位聖職者)、ιερό(聖域、神殿、至聖所)などがある。
社会や組織の文脈では、στρατιωτική ιεραρχία(軍の階層)、υπαλληλική ιεραρχία(職員組織の階層)、κοινωνική ιεραρχία(社会的ヒエラルキー)のように使われる。
ギリシャ語:ιερέας
読み方:イェレアス・イェレーアス
ラテン文字:iereas
ヘレニズム期ギリシャ語 ἱερεύς(属格 ἱερέως、対格 ἱερέα、祭司、犠牲を捧げる者、← 古代 ἱερός「神聖な、聖別された」+ -εύς 行為者を表す名詞接尾辞)を、近代以降に書きことばから再導入した学術借用(λόγιο διαχρονικό δάνειο)。古代の対格 ἱερέα を主格として固定化したパラダイム再編(μετάπλαση)を経て現代の ιερέας の形になった。古代の意味は「犠牲を捧げる祭司」だったが、ヘレニズム期の七十人訳聖書の翻訳でヘブライ語 כֹּהֵן kohen(祭司)の訳語として使われたことで、ユダヤ教・キリスト教の宗教語彙として意味の中心が「神に仕える聖職者」へと移った、意味借用(σημασιολογικό δάνειο)の側面を併せ持つ。
源にある古代の ἱερός(神聖な、聖別された、聖なる)は、印欧祖語の「強い、活力のある、神聖な」を表す語根に由来し、サンスクリット iṣirá-(活力ある、聖なる)と同族。古代ギリシャ語の ἱερός は、宗教・神話・聖地・典礼の中核語で、現代ギリシャ語にも書きことばで広く生きており、Ιερά Σύνοδος(聖シノドス、正教会の最高決定機関), Ιερά Μητρόπολη(聖大主教座), ιερό βιβλίο(聖典), ιεραρχία(聖職者の階級制、ヒエラルキー、英 hierarchy の語源), ιεροσύνη(聖職)が並ぶ、極めて生産的な宗教語彙の中核。
接尾辞 -εύς は、古代ギリシャ語以来の生産的な動作主名詞接尾辞で、職業・行為者を表す男性名詞をつくる。同じパターンで作られた語族には、βασιλεύς(王), ποιητής → ποιητεύω → ποιητής(詩人), γραμματεύς(書記、秘書), αλιεύς(漁師), ξυλουργός / ξυλουργεύς(大工), ιατρός / ιατρεύς(医師、書きことば)が並ぶ、古代の職業・社会的役割の名詞造語の中核。
七十人訳聖書(Septuagint)の翻訳で、ἱερεύς はヘブライ語 כֹּהֵן kohen(祭司、特にレビ族・アロン家の祭司)の訳語として使われたことで、ユダヤ教の祭司制度の語彙として確立され、後のキリスト教ギリシャ語にも継承された。新約聖書ではキリスト教の聖職者の名前として用いられ、後の東方正教会・ローマ・カトリック教会の聖職者名(仏 prêtre, 英 priest, 独 Priester、ラテン語 presbyter「長老」由来)とは別系統だが、東方教会では ιερεύς / ιερέας が中核語として継承されている。
派生・関連語族として ιερέως(属格、書きことば), ιερωσύνη(聖職、書きことば), ιεροσύνη(聖職), ιερωτέρως / ιερωσύνη(聖職位階), ιεροδιάκονος(補祭、← ιερός + διάκονος「奉仕者」), αρχιερέας(高位の聖職者、大主教、← αρχι-「最高の」+ ιερέας), πατριάρχης(総主教), μητροπολίτης(府主教), επίσκοπος(主教、← επι-「上に」+ σκοπέω「見る」, 英 bishop, episcopal の語源), διάκονος(補祭、執事), μοναχός(修道士), ηγούμενος(修道院長)が並び、東方正教会の聖職者位階の体系を形成する。
ギリシャの東方正教会の聖職者制度では、ιερέας は教区の司祭として、洗礼(βάπτιση), 結婚式(γάμος), 葬儀(κηδεία), 聖体礼儀(θεία λειτουργία), 復活祭(Πάσχα)など、人生・地域・年中行事の典礼を担う中核的な役割を担う。修道士の聖職者は ιερομόναχος(修道司祭), 既婚の在俗聖職者は έγγαμος ιερέας(既婚司祭、家庭を持つ司祭)など、東方正教会の独自の聖職制度の語彙が広く使われる。
意味の領域では、近代の日常文脈ではキリスト教の正教会司祭を指す場面が中心だが、文脈によっては古代ギリシャ・ローマの祭司、ユダヤ教の祭司、ヒンドゥー教・仏教・他宗教の祭司一般を広く指すこともできる、宗教学・比較宗教の用語としての普遍性を持つ。日常会話では παπάς(パパス、神父、口語の親しみのある呼称)も並走し、書きことばの ιερέας と口語の παπάς が文脈で使い分けられる。
ギリシャ語:ιερό
読み方:イェロ・イェロー
ラテン文字:iero
古代ギリシャ語の形容詞 ἱερός(聖なる)の中性形 ἱερόν から。ἱερόν は「聖なるもの、聖なる場所」を指し、神殿や祭儀の場を意味した。
ἱερός は印欧祖語で「聖なる」を表す語根につながるとされる。現代ギリシャ語の ιερός(聖なる)もこの語を直接受け継いでいる。
キリスト教、とくに正教会では、聖堂の奥で司祭が奉神礼を行う ιερό βήμα / Άγιο Βήμα(至聖所)を指す。関連語に ναός(神殿、聖堂)、άδυτο(内陣)、άβατο(立ち入り禁止の場所)など。
英語 hierarchy は古代ギリシャ語 ἱεραρχία(聖職者の序列)に由来。hieroglyph の hiero- も、同じ ἱερός に由来する。
ギリシャ語:ιερός
読み方:イェロス・イェロース
ラテン文字:ieros
古代ギリシャ語の ἱερός(聖なる、神に属する)に由来。さらに印欧祖語で「聖なる、強い、活力ある」を表す語根に遡るとされる。
英語 hierarchy(階層、聖職階級)、hieroglyph(象形文字)、hieratic(神官の、神聖文字の)などに含まれる hiero- も、古代ギリシャ語 ἱερός に由来。
中性形 ιερό は名詞として「聖域、神殿、至聖所」を指す。派生語や関連語には ιερέας(司祭、神父)、ιεραρχία(聖職者の階級制、ヒエラルキー)、ιεροσύνη(聖職)などが挙げられる。
類義語には άγιος(聖なる、聖人の)、θεϊκός(神の、神的な)、όσιος(敬虔な、聖者の)などがある。比喩的には、強い尊重や義務を伴うものにも使われる。
ギリシャ語:ινδός
読み方:インドス・インドース
ラテン文字:indos
古代ギリシャ語の Ἰνδός(インドの人、インダス川)を継承。古代ペルシャ語 hindūš(インド)からの借用で、そこからインド・イラン祖語で「川」を表す語根につながる。もとはインダス川の名で、そこから川のほとりに住む人やその地方、インド全体の呼び名にも移った。
国名は Ινδία(インド)の形で言う。英語 Indian, Indus も同じ系統。
星座のインディアン座は、16世紀末、オランダの航海士ケイセルとデ・ハウトマンの観測をもとに、プランシウス(プランキウスとも)が南天に配した星座。新しい星座なので神話はない。
ギリシャ語:ιπομέα
読み方:イポメア・イポメーア
ラテン文字:ipomea
学名 Ipomoea のギリシャ文字転記。ιπομοία、ιπόμαια とも表記する。ヒルガオ科(Convolvulaceae)イポメア属の観賞用つる植物を指し、とくにマルバアサガオ(Ipomoea purpurea)などが代表的。
同じ植物を χωνάκι(円錐形の容器の意)、πρωινή χαρά(朝の喜び)、πρωινή δόξα(朝の栄光)とも呼ぶ。後二者は英語 morning glory からの翻訳借用。
学名 Ipomoea は古代ギリシャ語 ἴψ(属格 ἰπός、虫)と ὅμοιος(似た)の合成語で、「虫に似た」という意味を持つ。これは花の形ではなく、イポメア属に多いつるが這い、巻きつきながら伸びる性質を指すと説明される。フランス語 ipomée を経て現代ギリシャ語に入った。
ギリシャ語:Ιππάριον
読み方:イプパリオン・イプパーリオン
ラテン文字:ipparion
古代ギリシャ語の ἱππάριον(小さい馬、子馬)を継承。ἵππος(馬)に指小辞 -άριον が付いた形。
現代ギリシャ語で馬はふつう άλογο と言い、ἵππος は文語的な言い方として残る。ιππάριο は古生物学で先史時代の小型馬ヒッパリオンも指すなど、学術的な用途も見られる。
ヒッパルコスが記しプトレマイオスの48星座にも含まれる古い星座。神話では Πήγασος(ペガスス座)の兄弟の子馬ケレリス(「俊足」)をヘルメスがカストルに贈ったという話がある。
別にポセイドンがアテナと争ったとき三叉戟から打ち出した馬とする伝えなどもある。ペガスス座より先に昇るため「最初の馬」とも呼ばれた。
ギリシャ語:ίσκιος
読み方:イスキョス・イースキョス
ラテン文字:iskios
古代ギリシャ語の ἴσκιος(影、日陰)を継承。σκιά(影、日陰)と同じ語源。
σκιά が標準的な形として広く使われるのに対し、ίσκιος は日常会話や口語的な文脈でよく見かける。
影や日陰のほか、輪郭、亡霊、実体のないものなどを指す。さらには、脅威や衰退の比喩、影絵芝居、化粧のアイシャドウなどにも使われる。
ギリシャ語:ισορροπία
読み方:イソロピア・イソロピーア
ラテン文字:isorropia
古代ギリシャ語の ἰσορροπία(釣り合い、等しく傾くこと)に由来。ἴσος(等しい)と ῥοπή(傾き、重さ)からなる合成語で、天秤の両側が等しく傾く、すなわち釣り合いの取れた状態を古代から表した。現代の物理・化学や社会的な「平衡、均衡」の意味は、フランス語 équilibre、英語 equilibrium からの意味借用で広がった。
対義語に ανισορροπία(不均衡、不安定)。派生語に ισορροπώ(バランスを取る), εξισορρόπηση(均衡の回復)。英語の iso- はこの ἴσος を受け継いだ接頭辞で、isosceles(二等辺三角形), isotope(同位体)などに使う。
ギリシャ語:ιστία
読み方:イスティア・イスティーア
ラテン文字:istia
ギリシャ語:ιστορία
読み方:イストリア・イストリーア
ラテン文字:istoria
古代ギリシャ語の ἱστορία(探求、記述、歴史)を継承。動詞 ἱστορέω(探る、問う)から作られた抽象名詞で、もとは「調べて知ったこと」を表す語。
「歴史」は古代からの意味。一方「話、物語」といった意味は、近代にフランス語の histoire からの影響による意味借用で加わった。
英語の history はラテン語 historia を経た同語源の語。英語の story も同じくラテン語の historia に由来し、古フランス語の estoire を経て分かれた別系列の語である。
ギリシャ語:ιχθύς
読み方:イフシス・イフシース・イフティス・イフティース
ラテン文字:ichthys
ギリシャ語:Ιχθύς Ιπτάμενος
読み方:イフシスイプタメノス・イフシースイプタメノス・イフティスイプタメノス・イフティースイプタメノス
ラテン文字:ichthys iptamenos
ιχθύς(魚)と ιπτάμενος(飛ぶ、ίπταμαι の現在分詞)からできた連語で、「飛ぶ魚」を意味する。
16世紀末、オランダの航海士ケイセルとデ・ハウトマンの観測をもとに、プランシウス(プランキウスとも)が南天に配した星座のひとつ。比較的新しい星座のため、固有の神話などは存在しない。
ラテン語名はもともと Piscis Volans(飛ぶ魚)であったが、19世紀に Volans(飛ぶもの)へと短縮された。

女性名詞
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