🫒

緑がかった、緑っぽい

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基本情報

ギリシャ語

πρασινωπός

読み方

プラシノポス・プラシノポース

ラテン文字表記

prasinopos

変化パターン

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日本語訳

  1. 緑がかった
  2. 緑っぽい

英語訳

greenish, somewhat green

πράσινος(緑の)の語幹に、古代ギリシャ語 ὤψ(目、顔、見た目)にさかのぼる接尾辞 -ωπός(〜の見た目の、〜色を帯びた)を付けた学術借用(λόγιο διαχρονικό δάνειο)。-ωπός 接尾辞は古代ギリシャ語以来の生産的な造語要素で、形容詞の語幹に付いて「〜の様子の、〜色がかった」を表す形容詞をつくる、書きことば寄りの造語パターンに乗った形容詞。

源にある古代の ὤψ(属格 ὠπός、目、顔、見た目、視線)は、動詞 όψομαι / ὁράω(見る、見える)に関連する古代の名詞で、印欧祖語の「目、見る」を表す語根に由来し、ラテン語 oculus(目), 英 ocular, optical, opsin(オプシン)と同族。古代ギリシャ語の ὤψ から派生した語族は現代まで広範に継承される:όψη(顔、外観、書きことば), ὄψις(視覚、見た目), μάτι(目、← 別系統だが類似概念), οπτικός(視覚の、光学の、← 英 optic), ὑπώπιον(あざ、目の下のあざ)。

接尾辞 -ωπός は、古代ギリシャ語以来の形容詞造語要素で、形容詞・名詞の語幹に付いて「〜の様子の、〜色を帯びた」を表す書きことば寄りの形容詞をつくる。同じパターンで作られた語族には、κιτρινωπός(黄色がかった、黄色っぽい), μελανωπός(黒みがかった、書きことば), λευκωπός(白みがかった、書きことば), ξανθωπός(金色がかった), μαυρωπός(黒っぽい、口語), ροδωπός(バラ色がかった、書きことば)が並ぶ、色彩語彙の細かい色合い・中間色を表す書きことば寄りの形容詞の系列。

近い類似系列の口語版接尾辞には -ωπός(書きことば寄り、より強い色合い)と -άκι(指小、より弱い色合い)の対比、また形容詞の語幹に付ける弱形容詞接尾辞 -ωπός / -ωτός / -ίσιος の使い分けがあり、文体・程度・専門性で言い分けられる。

派生・関連語族として πρασινωπός(男性形), πρασινωπή(女性形), πρασινωπό(中性形), πρασινωπό φως(緑がかった光), πρασινωπή πέτρα(緑っぽい石), πρασινωπό νερό(緑がかった水), πρασινωπή λάμψη(緑がかった輝き), πρασινωπός τόνος(緑っぽい色調), πρασινωπή απόχρωση(緑がかった色合い)。

色彩学的な使用文脈として、πρασινωπός は「微妙に緑が差した色合い」を表す中間色用の形容詞で、自然観察(藻類が混じった水・湿った石・古い金属の緑青・霧の中の植物), 科学的記述(地質学の鉱物の色合い・医学の皮膚の色合い・植物学の葉の色変化), 美術・文学の繊細な色彩描写など、専門的・繊細な色彩表現の中で頻出する。

同じ「緑」関連の色語の領域には、はっきりした緑の πράσινος, 全体性の καταπράσινος, 緑色の物品名の πρασινάδα, 不変化色語の χακί(カーキ色), 暗緑色の σκούρο πράσινο(濃い緑), 黄緑の κιτρινοπράσινο(黄緑)が並び、緑の色相のなかでの細かい色合い・程度・具体性で言い分けられる、現代ギリシャ語の色彩語彙体系の中で書きことば寄りの位置を占める形容詞。

緑がかった、緑っぽい

全体は別の色でも、ところどころに緑の色味が見えることをいう。

  • πρασινωπό νερό(緑がかった水)
  • πρασινωπή πέτρα(緑っぽい石)
  • πρασινωπό φως(緑がかった光)
  • Το γυαλί είχε μια πρασινωπή λάμψη.
  • そのガラスには少し緑がかった輝きがあった。
  • The glass had a greenish gleam.

関連項目

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同じ品詞 [形容詞] の単語