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青々とした、未熟な、生の

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基本情報

ギリシャ語

χλωρός

読み方

フロロス・フロロース

ラテン文字表記

chloros

変化パターン

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日本語訳

  1. 青々とした、芽吹いた
  2. 未熟な、まだ柔らかい
  3. 緑肥の
  4. 生の、刈りたての、作りたての

英語訳

green, unripe, fresh, green-manure

語源・派生・関連語

古代ギリシャ語の χλωρός(青々とした、みずみずしい、青白い)を継承。印欧祖語の「緑、黄、生える」を表す根に由来し、χλόη(若草、青草)は同じ根から生まれた姉妹語。

派生語・接頭辞に χλωρίδα(植物相)、χλώριο(塩素)、χλωρίνη(塩素系漂白剤)、χλωροφύλλη(葉緑素)、接頭辞 χλωρο-(緑の、塩素の)など。

英語 chlorophyll(葉緑素)、chlorine(塩素)、chloride(塩化物)、chloroform(クロロホルム)は同じ古代ギリシャ語 χλωρός をもとにした学術語で、「緑がかった、淡い黄緑」の色合いから名づけられた。英語の女性人名 Chloe(クロエ)は姉妹語の χλόη から。

青々とした、芽吹いた

草や枝が芽吹いたばかりで、青々としてみずみずしいことを表す。植物そのものの色というより、生き生きした若い状態に重心がある。

  • χλωρό χορτάρι(青々とした草、若草)
  • χλωρό κλωνάρι(青い小枝、若枝)
  • χλωρό κλήμα(芽吹いたブドウの木)
  • χλωρό κλάδεμα αμπελιού(葉が出たあとに行うブドウの青刈り)

未熟な、まだ柔らかい

果実や野菜がまだ熟しきっておらず、やわらかく若いことも表す。この意味では φρέσκος(新鮮な)に近い場面がある。

  • χλωρό καλαμπόκι(若いトウモロコシ)
  • χλωρό κρεμμύδι(若いタマネギ、葉つきの青いタマネギ)
  • χλωρά καρύδια(青いクルミ、未熟なクルミ)
  • χλωρά κουκιά(若いソラマメ)
  • χλωρά μπιζέλια(若いエンドウ、グリーンピース)

緑肥の

農業では、土にすき込む植物質の肥料や、その施肥法に関わる意味でも使われる。

  • χλωρή λίπανση(緑肥)
  • χλωρά λιπάσματα(緑肥用の植物質肥料)

生の、刈りたての、作りたての

切ったばかりでまだ乾いていない木や、乾燥前の素材、作ったばかりの乳製品などについても使う。加工や乾燥を経る前の、生っぽい新しさを表す。

  • χλωρά ξύλα(生木、まだ乾いていない木)
  • χλωρά κουκούλια(乾燥前の繭、生繭)
  • χλωρή μυζήθρα(作りたてのミジスラ)
  • χλωρό τυρί(フレッシュチーズ)
  • το χλωρό(作りたてのチーズ、生のチーズ)

成句・表現

  • δεν στέκεται σε χλωρό κλαρί
  • じっとしていられない、少しも落ち着かない(直訳:青い枝にもとどまらない)
  • never stays still, never settles down
  • δεν αφήνω κάποιον να σταθεί σε χλωρό κλαρί
  • 人を休ませない、息つく暇も与えない(直訳:人を青い枝に立たせない)
  • not let someone rest for a moment
  • μαζί με τα ξερά καίγονται και τα χλωρά
  • 悪い者にまじって罪のない者まで巻き添えを食う(直訳:枯れたものと一緒に青いものも燃える)
  • the innocent burn along with the guilty

関連項目

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