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チーズ

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基本情報

ギリシャ語

τυρί

読み方

ティリ・ティリー

ラテン文字表記

tyri

変化パターン

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日本語訳

  1. チーズ
  2. 皮肉な返答(慣用)

英語訳

cheese

語源・派生・関連語

古代ギリシャ語 τυρός(凝固した乳製品、チーズ)の指小形 τυρίον(小さなチーズ)が、中世ギリシャ語 τυρί(ν) を経て現代の τυρί になった継承語(κληρονομιά)。指小形が原形と入れ替わって新しい主格となるのは、ギリシャ語の名詞語形成によく見られるパターン。

古代の τυρός は印欧祖語の「膨らむ、固まる」を表す語根に由来するとされ、サンスクリット túya-(凝乳)と同じ系統。化学のチロシン(tyrosine)はこの τυρός から命名された名前で、19 世紀にチーズから初めて分離されたアミノ酸であることに由来する。

派生に τυράκι(小さなチーズ、可愛らしいチーズ、指小形), τυροκομείο(チーズ工房), τυροκόμος(チーズ職人), τυρόπιτα(チーズ入りパイ), ψωμοτύρι(パンとチーズの質素な食事), κεφαλοτύρι(ケファロティリ、塩味の強い硬質チーズ。κεφάλι「頭」+ τυρί)。

チーズ

牛乳や羊乳などのミルクを固め、発酵させて作られる食品。ギリシャでは特にフェタチーズを指して単に τυρί と呼ぶことも多い。

  • φέτα(フェタチーズ)
  • κεφαλοτύρι(ケファロティリ:塩味の強い硬質チーズ)
  • χλωρό τυρί(フレッシュチーズ)
  • ένα κεφάλι τυρί(チーズひと塊)
  • ψωμί και τυρί(パンとチーズ)
  • ψωμοτύρι(パンとチーズの質素な食事)

皮肉な返答

Τι;(何?)という問いかけが繰り返されたとき、韻を踏んで返す皮肉な返答としても使われる。日本語の「ナニはカニ」のように音を合わせたはぐらかし。

  • — Τι; — Τυρί!
  • 「何だって?」「チーズだよ!」
  • “What?” “Cheese!”

指小語 τυράκι

少量のチーズや親しみを込めた表現として使われるほか、個包装の小さなチーズも指す。

  • Έφαγα λίγο ψωμάκι με τυράκι.
  • パンとチーズを少し食べた。
  • I had a little bread and cheese.

関連項目

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