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オレガノ

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基本情報

ギリシャ語

ρίγανη

読み方

リガニ・リーガニ

ラテン文字表記

rigani

変化パターン

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日本語訳

  1. オレガノ(植物)
  2. オレガノ(調味料)

英語訳

oregano

語源・派生・関連語

古代ギリシャ語 ὀρίγανος(女性名詞、オレガノ)から、語頭の無アクセント母音 ὀ- が脱落し、女性名詞として接尾辞を -η に整えて、中世ギリシャ語の *ρίγανη を経て現代まで受け継がれた継承語(κληρονομιά)。中世の文献にも別形 αρίγανη が見られ、現代形に至る音変化過程を示している。

古代の ὀρίγανος の語源は確定されておらず、ὄρος(山)+ γάνος(喜び、輝き)の合成で「山の喜び」と理解する民間語源(παρετυμολογία)が古来から伝わるが、確実な印欧祖語の対応は見出されておらず、Beekes は先ギリシャ語基層からの借用と見ている。同じ ὀρίγανος がラテン語に origanum として入り、英語 oregano(イタリア語 origano 経由の現代形), ドイツ語 Oregano, フランス語 origan, イタリア語 origano, スペイン語 orégano など、ヨーロッパ各語の「オレガノ」語彙の源となった国際語。

シソ科ハナハッカ属(Origanum vulgare)の自生する低木で、地中海地方では野生種が広く採取される。古代ギリシャ・ローマ以来の代表的な料理ハーブで、ギリシャ料理の象徴的な香草として、サラダ・グリル肉・ジャガイモ料理など幅広く使われる。

派生・関連語に乏しい古来の植物名だが、比喩成句に βάλ’ του ρίγανη(オレガノを振りかけろ、もう手遅れだ。料理にオレガノを振りかけて済ませる発想), κολοκύθια με τη ρίγανη(オレガノを添えたズッキーニ、くだらない、でたらめ)が日常でよく使われる。

植物のオレガノ

強い芳香を持つ、自生する低木を指す。

調味料のオレガノ

料理の香辛料として用いられる、オレガノの乾燥した花を細かく砕いたものも指す。

  • Να βάλω λίγη ρίγανη στη σαλάτα;
  • サラダにオレガノを少し入れましょうか?
  • Shall I put some oregano in the salad?
  • πατάτες στο φούρνο με ρίγανη
  • ポテトのオーブン焼き、オレガノ風味
  • baked potatoes with oregano

成句・表現

βάλ’ του ρίγανη は、回復不能な悪い事態に対して「もう手遅れだ、どうでもいい」という意味で使われる。無関心や軽蔑を示すこともある。

  • βάλ’ του ρίγανη
  • もう手遅れだ、どうでもいい(直訳:それにオレガノを振りかけろ)
  • forget about it; it’s a lost cause

κολοκύθια με τη ρίγανη は、「くだらない、でたらめだ」という意味で、ナンセンスな話に対する決まり文句。

  • κολοκύθια με τη ρίγανη
  • くだらない、でたらめだ(直訳:オレガノを添えたズッキーニ)
  • nonsense; rubbish

関連項目

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同じ分類 [植物] の単語

同じ品詞 [女性名詞] の単語