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魔女、女の魔術師

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基本情報

ギリシャ語

μάγισσα

読み方

マイサ・マーイサ・マギサ・マーギサ

ラテン文字表記

magissa

変化パターン

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日本語訳

  1. 魔女、女の魔術師
  2. 魅了する者(比喩)

英語訳

witch, sorceress

語源・派生・関連語

ヘレニズム期のギリシャ語 μάγος(魔法使い、男性形)に女性形をつくる接尾辞 -ισσα がついて、中世ギリシャ語で μάγισσα として形成された継承語(κληρονομιά)。

源にある μάγος はヘレニズム期に古代ペルシャ語 *maguš(夢の解釈や祭祀を担うゾロアスター教の祭司)から入った語で、新約聖書「マタイ福音書」の「東方の三博士(οἱ μάγοι)」の語でもある。ヘレニズム時代から中世にかけて連続的に継承され、女性形 μάγισσα は中世期にギリシャ語内部の派生で生まれた。

接尾辞 -ισσα は職業・身分を表す名詞の女性形を作る生産的な造語要素で、βασιλιάς(王)→ βασίλισσα(女王), αρχόντισσα(貴婦人、← άρχοντας「君主」)など、中世以降の女性形派生で広く使われる。

派生・関連語族に μάγος(魔法使い、男性形), μαγεία(魔術、魔法), μάγια(具体的なまじないの行為や効果、中性複数), μαγικός(魔法の、神秘的な), μάγεμα(魔法をかけること)。類義語に στρίγκλα(民間伝承の女の悪霊、意地悪で気むずかしい女), νεράιδα(妖精、ニンフ)。神話・童話の「魔女」を指す中心語が μάγισσα で、東方の祭司の意味(οἱ μάγοι)の文脈では使わない。

関連項目

同じ分類 [魔術] の単語

同じ分類 [人] の単語

同じ品詞 [女性名詞] の単語