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錬金術

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基本情報

ギリシャ語

αλχημεία

読み方

アルヒミア・アルヒミーア

ラテン文字表記

alchimeia

変化パターン

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日本語訳

  1. 錬金術
  2. 不透明、疑わしい手法(比喩、通常は複数形で)

英語訳

alchemy

語源・派生・関連語

フランス語の alchimie(錬金術)からの外来借用で、中世ラテン語 alchemia、アラビア語 al-kīmiyāʾ(الكيمياء)を経て、もとは古代ギリシャ語の χυμεία(金属を溶かして合金を作る術)にさかのぼる再借用(αντιδάνειο)にあたる。χυμεία は動詞 χέω(注ぐ、流し込む)の派生語で、金属の溶融・合金作り・薬剤調合の技術を指した。アラビア圏に伝わるとき定冠詞 al- を伴って al-kīmiyāʾ となり、卑金属を金に変える秘術として中世イスラム世界で大きく発展、さらに中世ラテン語 alchemia、フランス語 alchimie を経て近代に元の言語へ αλχημεία の形で戻った。同じ古代 χυμεία からは、アラビアの al- を経ない学術的な再導入経路で、現代の χημεία(化学)も生まれた。英語 alchemy(仏 alchimie 経由), chemistry(中世ラテン chymia 経由)も同じ流れの語族。

類義語に χημεία(化学。同じ古代 χυμεία をもう一つの経路で取り戻した語で、近代以降に実証科学の用語として分化、αλχημεία と対をなす形), μυσταγωγία(秘儀、神秘的儀式), μαγεία(魔術、呪術)。αλχημεία は中世の錬金術、ならびに比喩的に不透明・疑わしい手段や裏工作を指す形として広く使い、比喩義は通常複数形 αλχημείες で現れる。派生に αλχημικός(錬金術の), αλχημιστής(錬金術師), αλχημίστρια(女性の錬金術師), αλχημιστικός(錬金術師の)。

錬金術

中世における一種の化学であり、神秘主義的な科学のこと。

  • Βασικός στόχος της αλχημείας ήταν η ανακάλυψη της φιλοσοφικής λίθου.
  • 錬金術の主な目的は、賢者の石を発見することだった。
  • The primary goal of alchemy was the discovery of the philosopher’s stone.

不透明、疑わしい手法

比喩的に、秘密裏に行われる疑わしい行動や、非常に複雑で実態がつかめない操作を指すのにも使われる。この用法では通常、複数形の αλχημείες が用いられる。

  • Έγινε καθηγητής πανεπιστημίου με αλχημείες κι όχι με την αξία του.
  • 彼は実力ではなく、裏工作を使って大学教授になった。
  • He became a university professor through shady dealings rather than his own merit.

関連項目

同じ分類 [化学] の単語

同じ分類 [神秘] の単語

同じ品詞 [女性名詞] の単語