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豚の、豚肉の、豚肉

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基本情報

ギリシャ語

χοιρινός

読み方

ヒリノス・ヒリノース

ラテン文字表記

choirinos

変化パターン

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日本語訳

  1. 豚の、豚肉の
  2. 豚肉

英語訳

pork, porcine

語源・派生・関連語

中世ギリシャ語 χοιρινός(豚の、← χοίρος「豚」+ -ινός 形容詞接尾辞)を、近代以降に書き言葉から再導入した学術借用(λόγιο διαχρονικό δάνειο)。なお、ヘレニズム期にはアクセント位置が異なる χοίρινος(豚の皮でできた)という別語があり、両者は語源を共有しながらアクセントの位置と意味が異なる別系統として Tri が区別している。

源にある古代の χοῖρος(属格 χοίρου、子豚、豚)は、印欧祖語の「子豚」を表す語根に由来する可能性があるが、Beekes は確実な対応を見出さない。古代ギリシャ語では χοῖρος が若い豚(子豚、特に乳離れ前の子豚), ὗς / σῦς が成豚(より広い「豚」全般)を指す区別があったが、中世以降に χοῖρος が広い「豚」を意味する中心語となり、現代の χοίρος / χοιρινός 系統に至る。

接尾辞 -ινός(古代 -ινος から)は、素材・由来を表す形容詞をつくる古代以来の生産的な造語要素で、ξύλινος(木製の), μαρμάρινος(大理石の), αίγινος(ヤギの), βόινος(牛の)など、多くの素材形容詞を生み出している。

派生・関連語族として χοιρινό(豚肉、中性形が名詞化、← χοιρινό κρέας の省略), χοιρομέρι(豚もも肉、ハム), χοιρίδιο(子豚、書きことば), χοιροτροφία(豚の飼育、養豚), χοιροειδή(イノシシ科、書きことば), χοιροστάσιο(豚舎), χοιρομάνα(雌豚)。類義語に βόειος(牛の、← βοῦς「牛」), αρνίσιος(子羊の、← αρνί「子羊」), κατσικίσιος(ヤギの), κουνελίσιος(兎の)など、肉用家畜の形容詞群と並ぶ。

豚の、豚肉の

屠殺された豚に由来するものを表す形容詞。肉そのものだけでなく、皮や脂、ソーセージのような加工品にも使う。

  • χοιρινή μπριζόλα(豚肉のチョップ、ポークチョップ)
  • χοιρινό δέρμα(豚皮)
  • χοιρινό κρέας(豚肉)
  • χοιρινό λίπος(豚脂)
  • χοιρινά λουκάνικα(豚肉のソーセージ)

豚肉

名詞としての χοιρινό。食材としての豚肉を指す。

  • Ακρίβυνε το χοιρινό.
  • 豚肉が高くなった。
  • Pork got more expensive.

関連項目

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