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マフラー、スカーフ

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基本情報

ギリシャ語

κασκόλ

読み方

カスコル・カスコール

ラテン文字表記

kaskol

変化パターン

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日本語訳

  1. マフラー、スカーフ

英語訳

scarf

語源・派生・関連語

フランス語 cache-col(首隠し、← cacher「隠す」+ col「首、襟」)からそのままの音形でギリシャ語に入った外来借用(δάνειο)。フランス語の合成語の発音 [kaʃkɔl] がギリシャ文字で κασκόλ と転写された。語源どおり、首元を覆って寒さをしのぐ用途を表す名前。

源にあるフランス語 cache-col は、cacher(隠す、← 後期ラテン語 *coacticare「押し込める」)と col(首、襟、← ラテン語 collum「首」)の合成で、19 世紀フランスの服飾語彙として定着した。同じ cacher を前要素に持つフランス語の合成語には cache-nez(鼻隠し、マフラー、コートなどに付くマフラー部分), cache-cache(かくれんぼ), cache-pot(鉢カバー)があり、いずれも「何かを隠すもの」を名詞化する造語パターン。

英語の muffler, scarf や日本語の「マフラー」は別系統の語で、英語からは μαφλεράκι のような派生は入らず、ギリシャ語ではフランス語の cache-col が首巻きの一般語として定着した。

派生・関連語族として κασκολάκι(小さなマフラー、子供用マフラー、指小形、口語)。同じ防寒・装飾の小物としては γάντια(手袋), σκούφος(ニット帽), μάλλινα ρούχα(ウールの服)が並び、衣類全般の上位語は ρούχο(布製品、服、衣類)。ギリシャ語ではフランス語由来の不変化中性名詞として扱われ、単数・複数とも κασκόλ で語形は変わらない。同類の不変化外来語に παλτό(コート、← 仏 paletot, 後にギリシャ語式に格変化), μπαρ(バー), ταξί(タクシー)があり、フランス語からの借用が中性で不変化扱いになる典型例。

マフラー、スカーフ

日常の防寒具として首に巻くものを指す。寒さよけが中心で、服装の一部として身につける場合にもそのまま使える。

  • γούνινο κασκόλ(毛皮のマフラー)
  • ζεστό κασκόλ(暖かいマフラー)
  • μάλλινο κασκόλ(ウールのマフラー)
  • πλεκτό κασκόλ(ニットのマフラー)
  • κασκόλ σωλήνας(筒状のネックウォーマー)
  • κασκόλ της ομάδας(チームの応援マフラー)
  • Φοράω κασκόλ, σκουφάκι και γάντια.
  • マフラーとニット帽と手袋を身につける。
  • I put on a scarf, a beanie, and gloves.
  • Δένω το κασκόλ.
  • マフラーを巻く。
  • I tie my scarf.
  • Φίλαθλοι με κασκόλ της ομάδας τους.
  • チームのマフラーを身につけたファンたち。
  • Fans wearing their team’s scarves.

関連項目

同じ分類 [衣類] の単語

同じ品詞 [中性名詞] の単語