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ヘビ、蛇

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基本情報

ギリシャ語

φίδι

読み方

フィディ・フィーディ

ラテン文字表記

fidi

変化パターン

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日本語訳

  1. ヘビ
  2. 悪意のある人物(比喩)

英語訳

snake

語源・派生・関連語

語源

古代ギリシャ語の ὄφις(óphis, ヘビ)に由来する。ὄφις の指小辞形 ὀφίδιον(ophídion, 小さなヘビ)が中世ギリシャ語を経て語頭の ο が脱落し、現在の φίδι となった。英語の ophidian(ヘビ類の)や ophiology(蛇類学)はこの ὄφις から派生した学術語で、φίδι と語源を共有する。

όφις との使い分け

類義語の όφις は古代ギリシャ語の ὄφις がそのまま現代ギリシャ語に残ったもので、学術的・文語的な響きを持つ。日常的にはもっぱら φίδι が使われる。

意味

爬虫類としてのヘビを指すほか、悪意に満ちた狡猾な人物を比喩的に表すのにも使われる。

ヘビの種類

ギリシャ語ではヘビの種類ごとに ανακόντα(アナコンダ)、βόας(ボア)、κόμπρα(コブラ)、κροταλίας(ガラガラヘビ)、πύθωνας(ニシキヘビ)などの語がある。

ヘビ

四肢や耳の穴を持たず、鱗に覆われた円筒形の細長い体を持つ爬虫類。側方向に波打つようにして移動する。

  • ακίνδυνο φίδι(無毒のヘビ)
  • δηλητηριώδες φίδι(毒のあるヘビ)
  • κουλουριασμένο φίδι(とぐろを巻いたヘビ)
  • δάγκωμα φιδιού(ヘビに噛まれること)
  • ζώνη από φίδι(ヘビ革のベルト)
  • Το φίδι σέρνεται.
  • ヘビが這う。
  • The snake crawls.

悪意のある人物

悪意に満ちた、執念深い、あるいは狡猾な人物を指すのにも使われる。同様の比喩で οχιά(クサリヘビ)も「執念深い人」を意味する。

  • φίλη-φίδι(裏表のある邪悪な女友達)

成句・表現

  • βγάζω το φίδι απ’ την τρύπα
  • 困難で危険な任務を他人のために引き受ける。「火中の栗を拾う」(直訳:穴からヘビを出す)
  • to do the dirty work for someone
  • μαύρο φίδι που σ’ έφαγε
  • 大変な災難が降りかかる(直訳:黒いヘビがお前を食らった)
  • a great misfortune befalls you
  • με ζώνουν τα μαύρα φίδια
  • 不安にさいなまれる、嫌な予感がする(直訳:黒いヘビたちが私を囲む)
  • to be consumed by anxiety
  • φίδι στον κόρφο μου
  • 恩を仇で返す身近な裏切り者。「飼い犬に手を噛まれる」(直訳:私の懐にいるヘビ)
  • a snake in one’s bosom

関連項目

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同じ品詞 [中性名詞] の単語