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ライター

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基本情報

ギリシャ語

αναπτήρας

読み方

アナプティラス・アナプティーラス

ラテン文字表記

anaptiras

変化パターン

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日本語訳

  1. ライター

英語訳

lighter

語源・派生・関連語

古代ギリシャ語 ἀνάπτω(火をつける、点火する、← ἀνά-「上に、再び」+ ἅπτω「触れる、つなぐ、火をつける」)の語幹に動作主・道具を表す接尾辞 -τήρ(現代形 -τήρας)をつけて造られた近代ギリシャ語の語で、英語 lighter / ドイツ語 Anzünder(火をつけるもの、点火具)の構造を翻訳し移した翻訳借用(μεταφραστικό δάνειο)兼学術借用(λόγιο διαχρονικό δάνειο)。19 世紀末の喫煙文化の普及とともに、ライターを指す近代の道具名としてギリシャ語に定着した。

源にある古代の ἅπτω(触れる、つかむ、結びつける、火をつける)は、印欧祖語の「結びつける、つなぐ」を表す語根に由来する。同じ ἅπτω から派生した重要語に αφή(触感、火付け), ἁπτικός(触覚の、英語 haptic「触感の、触覚を扱う」の語源), σύναψη(接続、神経シナプス、← σύν-「共に」+ ἅπτω)など、近代の医学・生理学・神経科学の中核語彙が広まる。

接尾辞 -τήρας(古代 -τήρ)は、動作主や道具を表す名詞をつくる古代以来の生産的な造語要素で、σωτήρας(救済者、← σώζω「救う」), χαρακτήρας(性格、← χαράσσω「刻む」), σπινθήρας(火花、← σπινθηρίζω), αναπνευστήρας(呼吸器), εκκινητήρας(始動装置)など、多くの近代の道具・行為主名詞を生み出している。

派生・関連語族として ανάβω(火をつける、現代の動詞), ανάφλεξη(点火、発火), ανάμμα(火の点), αφή(触感、火点), αναπτηράκι(小さなライター、指小形)。類義語に τσακμάκι(火打ち石、ライターの俗語、← トルコ語 çakmak), σπίρτο(マッチ、← イタリア語 spirito「精霊、火」), ζίπο(Zippo ライター、ブランド名から普通名詞化)。同じ点火道具でも、αναπτήρας がライター(再使用可能、ガス・オイル), σπίρτο が一回限りのマッチ、と棲み分けがある。

ライター

火花で小さな炎を出して点火する道具を指す。日常語では、持ち歩くライターから車載のシガーライターまで広くこの語で言える。

  • αναπτήρας αυτοκινήτου(車載シガーライター)
  • αναπτήρας με βενζίνη(オイルライター)
  • αναπτήρας με υγραέριο(ガスライター)
  • αναπτηράκι(小さなライター、小型ライター)
  • Ανάβω το γκαζάκι με τον αναπτήρα.
  • ライターでガスコンロに火をつける。
  • I light the gas stove with the lighter.
  • Ανάβω το τσιγάρο με τον αναπτήρα.
  • ライターでたばこに火をつける。
  • I light the cigarette with the lighter.

表現

  • Έχεις αναπτήρα; / Έχεις φωτιά;
  • ライターある? / 火ある?
  • Do you have a lighter? / Got a light?

関連項目

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